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「えー、なんでそんなこと言うの！？」
『…そんなになりてぇならならせてやってもいいぞ。』
「…ごめん。」
あの飲み席の五条を黙らせる力を持っているA。
割と全員平然としているが伊地知は少し驚いている。
『まぁー、あれだよ。国会議員よりも(五条以外の)教師の方が鬱は多いんだ。わかるか？』
「「「「もの凄くわかりやすい」」」」
遠回しに政治批判紛いな事を言えば全員が納得した。
その後も飲み会は続き、中々楽しいものとなったが…
『…しばらく飲み会は行かねぇ…』
「だ、大丈夫ですか…？」
「まぁまぁ、いつかまた誘うので。」
気持ち悪い、と医者らしからぬ体調管理に周りは慣れているがやはり伊地知は扱いに慣れないようだ。
『はぁー…クソが。術式展開 百薬の長…』
「ここで術式展開するなってー。」
『目立たねぇからいいだろ。』
あろう事か狂人は術式展開を始めた。
何が起こるか知っている人間は何をしてるんだとは思えど止めはしない。
Aは肝臓の辺りに手を"突っ込んだ"。
「ぇえええっ！？」
「伊地知、うるさい。」
「…これは慣れたほうが良いですよ。」
『はぁあ…酔いは治まったが…胃もたれがヤベェ…』
「結局意味ないんですね。」
ズルズルと出てきた糸はAの手に絡まっている。
今日、伊地知はAを狂人判定した日だと言っても過言ではなかった。
「それ、薬にするんですか？」
『まァ、商売道具だしな。作っとくか。』
「わぁ、絶対俺には出さないでね。」
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りゅう(プロフ) - リガロさんこんばんは！こちらの小説拝見致しました！また違ったお話で読んでいて大変楽しいです！夢主もやることは凄いですが時々見せる優しが伝わります！ (2021年2月20日 18時) (
レス) id: 70aa81165b (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ100％(プロフ) - いいですね！！いい感じに性癖にヒットしました！お気に入り登録と評価失礼します。m(_ _)m (2021年1月6日 12時) (レス) id: 812b1ab43b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リガロ | 作成日時：2021年1月2日 0時
