episode.12 ページ12
◇貴方side
パンダ「おい、アイツどこだ。悟は」
もうそろそろでこっち来るらしいよ、と伝えると捕まえに行くぞ、と皆行ってしまってここには私達と野薔薇、恵のみとなった。
釘崎「アイツこの事知らないんでしょ?」
「うん、言ってないし……あいつ酒飲んでて覚えてないし」
伏黒「うわぁ」
釘崎「とんでもないクズね」
あっはは〜、私もそう思うよ。でもこんなクズでも一応この子の父親なのよね。複雑だわ〜。ほんとごめんね。
釘崎「あ、起きた」
伏黒「六眼もですか」
「術式もね〜、これから大変だよ」
伏黒「五条家ですか」
釘崎「あの御三家ってやつだよね。そーゆうの面倒くさそ〜」
「ほんとねー、このまま4人で逃避行でもしちゃう?」
釘崎「いいね、Aさんいれば逃げきれそう」
伏黒「俺はごめんです」
あら残念。あんたノリ悪いわよと野薔薇に言われていた時、何だか向こうが騒がしくて。さっきアイツをとっ捕まえに行った子達と、傑に引きずられてやってきたクズが見えた。
私を見た瞬間何とも言えない顔をしていて。心境が読み取れない。
「久しぶり、元気だった傑?」
夏油「あぁ、そっちも元気そうで安心したよ」
五条「え、僕には聞いてくれないの?」
「馬鹿は病気しないって言うでしょ?」
五条「ひっど!!」
あーもー会った瞬間から煩いなぁもう。馬鹿は馬鹿ね。
夏油「その子、お腹にいた子だろ……っ!?」
帽子の下を覗いた傑も気が付いた。頭にはてなを浮かべながら私に視線を送る。え、本当かい……?いえいえ、見たままですとも。
五条「え、何々……え、ちょっ!?」
覗こうとした所を私が隠すように抱き締めた。まだ教えてあーげない。
五条「ちょっと!見せてくれたっていいじゃんか!!あんなチビ助だったお前の子供なんて気になるでしょ!!」
あっ、もう絶対見せない。
颯太「ふぇっ………」
「「「「「「あっ。」」」」」」
.
1742人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな(プロフ) - しろりんさん» コメントありがとうございます。気に入っていただけてとっても嬉しいです! (2022年12月20日 17時) (レス) id: 2baedb7682 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - これも編集したんですね!私もずっと前に、このお話...読んで気に入ってます!夢主ちゃんカッコイイし颯太くんも可愛い♡五条先生がしっかりパパやってるから...良かった...2人とも幸せにしてあげてほしいです!🥰 (2022年12月20日 17時) (レス) @page13 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - charaさん» 教えてくださりありがとうございました! (2021年7月7日 19時) (レス) id: ccfc63a9dd (このIDを非表示/違反報告)
chara(プロフ) - ゆきな☆さん» 大丈夫です!作った日数はゆきなさんのほうが早いんでお知らせしました!URL https://uranai.nosv.org/u.php/novel/nyanchulov7/ 確認をお願い致します。 (2021年7月7日 19時) (レス) id: fa1ff43ec6 (このIDを非表示/違反報告)
chara(プロフ) - ちょこれーとさん» はい。そうなんですが、内容が全くといっていいほど似ているんですよね…URLのせておきます→https://uranai.nosv.org/u.php/novel/nyanchulov7/ 一回見てみて下さい (2021年7月7日 19時) (レス) id: fa1ff43ec6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆな | 作成日時:2021年6月29日 19時