episode.96 ページ46
◇貴方side
津美紀「おはよ〜!小太郎さん!」
「おはよ、遅れたかな?」
津美紀「ぜーんぜん、ピッタリだよ!」
彼女は、呪霊に呪われ意識不明の状態だったのだが、それを悟に教えてもらい私が祓ったのだ。それから何度か様子を伺い普通の生活が出来るようになった。
彼女はとても友好的らしく、私にも仲良くしてくれた。笑顔で、津美紀って呼んでいいと言ってくれた。
とても優しい子なんだ、そんな子と仲良くなれて本当に嬉しい。
恵「それで、映画でしたっけ」
「そうそう、私これが見たいなって思っているんだけど……」
恵「……えっ」
津美紀「ドラえ〇んだぁ〜!」
伏黒少年は固まったけれど、津美紀は喜んでいるようで。良かったのかな、でも見たかったんだからいいよね。
津美紀「あのね、恵から小太郎さんの名前って貰った名前なんだって聞いたの」
あぁ、風魔小太郎って名前ね。確かに、継承され名乗っているだけの名前ではある。そういえば、津美紀ってどこまで知ってるのだろうか。まぁ、伏黒少年がいるし大体の所は知っているのだろう。
津美紀「ほんとはなんて言うの?」
「ん〜秘密♡」
伏黒「は?」
だって、これは絶対言っちゃダメって二人に言われてるんだもん。私は別にいいって思ってはいるけれど二人に言われたら、ね。
津美紀「ん〜、じゃあ……あだ名でもいい?」
あだ名?まぁ、小太郎って男の名前のように聞こえるからね。だって初代は男なんだから当たり前か。
津美紀「ふうま、こたろう……【まこ】ってどう?」
まこ……か。うん、いいかもしれない。周りにいないし、津美紀が言うならこの時代でも普通の名前なのだろう。いいよ、と言うと嬉しそうだった。
恵「もうそろそろで時間だぞ」
津美紀「まこさん早く早く!」
嬉しいなぁ、どんどんお友達が出来てくる。悟、ありがとう。
「……これ?」
恵「はい、これをあそこの改札口の穴に入れて通るんです」
「へぇ〜、面白いね。伏黒少年は慣れてるのかな」
恵「はい、まぁ。てか、その伏黒少年ってやめてもらえます?」
「うーん、じゃあ恵って呼んでもいいのかな」
恵「……まぁ、津美紀もいるんで」
「はは、ありがとう」
恵「……いえ」
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ゆな(プロフ) - 陽さん» コメントありがとうございます。気付かず申し訳ありません、すぐに修正します! (2022年1月25日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
陽(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しいお話をありがとうございます!一つ気になった事がありまして、「宇随」ではなく「宇髄」です。鬼滅の刃での最推しですので、読んでいて少し気になってしまいました…細かい所で申し訳ありません…訂正することも考えて頂けると幸いです。 (2022年1月24日 21時) (レス) id: 9d67b7c326 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。わぁ、喜んでいただけて嬉しいです!明日更新しますのでお待ちを! (2022年1月20日 11時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 鬼滅の刃とコラボものすごく最高です✨更新頑張ってください。続き楽しみにしています。応援しています😉 (2022年1月20日 11時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 玉ねぎさん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえるなんてとっても嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります! (2022年1月19日 20時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆな | 作成日時:2021年12月24日 11時