【呪術廻戦】もう既に獄門彊に人が入ってた件。２

episode.95 ページ45

◆夏油side



五条「スマホは持ちましたか！」


貴方「はーい！」


五条「お財布！ハンカチ！」


貴方「完璧です！」


よろしい！と朝から元気な二人。これから出かける事になっているわけだが、実は私は悟と、Aは違う二人と遊ぶことになっている。


五条「い〜な〜僕も混ざりたい……津美紀と恵ならいいでしょ？」


「ダメだよ悟、自分で言ったじゃないか」


そう、今日Aは津美紀さんと恵君と遊ぶことになったのだ。映画って言ってたかな。


実は、Aは呪霊によって呪われていた彼女を解放して、何度か診てあげていく内に仲良くなったらしい。女の子のお友達はとても少ないから、彼女ならピッタリじゃないかなと今日の事は悟が提案したんだ。


でも、犯罪者である私を姉に会わせたくない弟の恵君の為に私は悟といる事になった。悟と一緒なら彼女と離れても文句は言わないだろう。縛られている呪具はちゃんと悟に渡されているから大丈夫。


という事で、私達は車に乗りAを伏黒家に送り届けた。映画館まで送ってあげたい気持ちはあったが仕方ないね。初めての電車だけど、二人がいるなら大丈夫だろう。


五条「さてさて、姫が遊びに行ってしまい野郎二人だけになった訳ですが」


「外で私達二人、だなんてだいぶ久しぶりじゃないか。昔話でもしながらコーヒーでも飲みに行く？」


五条「そうだね〜、でもすぐにAの話に移行しちゃう気もするんだけど」


「はは、違いないね」


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