【呪術廻戦】もう既に獄門彊に人が入ってた件。２

episode.78 ページ28

◆五条side



ソファーでごろんと寝っ転がりスマホをいじっていたら、いきなり何かが乗ってきた。まぁ、言わなくても分かるよね。


貴方「あ、寝てた？」


「寝てないよー。何々、今日は甘えたですか？」


貴方「いつもじゃない？」


「あは、かもね」


重かった？と聞かれたがぜーんぜん。綿かよってくらい軽かったよって言ったらちょっと不機嫌になってしまった。でもキスをしたら元通り。チョロいって？でもねぇ僕らもチョロいんだなぁ。


遠くから掃除機の音が聞こえてくる。傑だな。ここの掃除洗濯食事などの家事はほぼ傑がこなしている。君達は任務があるから、身の回りは私にやらせてくれと譲らなかったんだ。僕ら的には助かってる。まぁ一番は傑が作るご飯美味しいからなんだけどさ。


貴方「あなたはだぁれ？」


……ん？これ、何か試されてる？なぁんかどこかで聞いた事あるぞ？


貴方「まっくろく〇すけ？」


あ、ピコーン！


「サァトォルゥ〜〜〜！！」


貴方「サトル！あなた、サトルって言うのね！」


お、めっちゃ楽しそうじゃん。確か、昨日か。金曜ロー〇ショーでやってたな。江戸時代の英雄様は、ジ〇リがお気に召したらしい。因みに傑のガイド付きね。まだまだ分からない事があるから。


「そうだな〜、ラ〇ュタなんておすすめよ。見る？」


貴方「なにそれ！見たい見たい！！」


食いつき結構、確かDVDあった気がするんだよね。数年前に恵と津美紀とで見てそのままだったから……あ、あったあった。


因みに、津美紀は寝たきりから解放された。彼女のお陰だ。僕がお願いしたんだ、被害者がいるからって。そしたら快く受けてくれて。それを恵に伝えたら泣きそうになってたなぁ。本当に、ありがと。






「「バ〇ス！！」」


夏油「……目がぁ、目がぁぁぁぁぁ！！」


めっちゃノリに乗ってくれた傑であった。さすが親友。


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