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episode.4 ページ4

◆五条side



僕が思うよりずっと早く、決着がついた。


圧倒的だった。


僕が入る隙すらなかった。


他の特級呪霊なんてお呼びじゃなかった。



貴方「私のお気に入り使う必要すらなかったな、身体慣らしにもならなかった」



つまんない、と夏油を足蹴にした。


恐らく受肉体なんだろうが、まだ生きてる。



貴方「これ、祓っていいんだろ?」



そう言いながら、僕の方に目を向けた。


「あ、あぁ」


貴方「……此奴、君のお気に入り?」


……は?反応に困ったけど、呪霊じゃなくて肉体の方だった。親友だよ、と答えたら思いもよらないものを言ってきた。


貴方「戻してあげようか」


「……なに、言って……」


貴方「あ、そんなの要らなかった?」


「……どうやんのさ」


あ、やってほしいのか〜。とニヤニヤしてきて。ムカつくなこいつ。


貴方「こいつ、一旦殺されてるけど……ほら」


彼女は、頭に縫い付けられていた糸を抜き取っていく。そして出てきたのは、当然脳みそで。だけど、こいつは呪霊か。


貴方「こいつが入り込んで心臓が動いてたんだ。これはイレギュラーな状態だから、反転術式と魂を少し刺激してやれば……元通りとまではいかないが身体の主導権を取り戻すことは出来るよ」


ま、こんな状態なんだ。呪力たっぷり必要になってくるけどな。と言ってきて。まじか、傑、戻ってくるんか。


まぁ、自分で殺しといて生き返らせたいだなんて矛盾した話だよな。


けど、もう一度。


もう一度ちゃんと会うことが出来るなら。


話すことが出来るなら。


そう考えていた時には、俺はもう既に、



「俺の呪力全部持ってけ」



と、口にしていた。


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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑
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ゆな(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。実は、五条悟と夏油傑ダブルにしようと思ってるんです。申し訳ありません。 (2021年12月23日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ゆなさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2021年12月23日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - threelillyさん» お気になさらず!ご報告ありがとうございます! (2021年12月14日 13時) (レス) id: ccfc63a9dd (このIDを非表示/違反報告)
threelilly(プロフ) - ごめんなさい!スクロール左手でしてたら低評価のところを触ってしまいました。取り消しができないのでコメににて失礼します。 (2021年12月14日 13時) (レス) @page40 id: b1e8cf5f33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 黒猫。さん» コメントありがとうございます。わぁ、嬉しいです!これからも可愛い夢主ちゃん書けるよう頑張りますね! (2021年11月22日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆな | 作成日時:2021年10月31日 8時

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