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episode.22 ページ22

◆五条side



では、こちらからよろしくお願いします。と伊地知が案内した。けれど……伊地知はソレ(・・)には触れてこない。まぁ気になってはいるらしい。____この場に夏油傑がいる事を。


多分、一応は回っている事だろう。彼女が引き取ったという情報が。でも、疑問というものはある。……どうして、彼を。よりにもよって、何故彼を。


貴方「傑、それ一口」


夏油「はい、どうぞ」


んなもん全然気にしてません感丸出しだなおい。傑はあえてか。僕も抹茶飲みたい。


此方へ、と病室のドアを開けられて……うわぁ、重篤じゃん。


「ジュース」


持ってようか、といった意味で声をかけてみたけれど……


貴方「やだ」


え、何その「やだ」って。子供みたいな顔して可愛いかよ。そんなに気に入ったか、大昔の女性の口に合いましたか。


そして、彼女はタピオカジュースを持つ反対の手を出した。人差し指を立てると、指先にビー玉サイズの白い玉が出現した。術式か、灯築癒術だっ……け……


「待った待った待った……!?」


夏油「えっ……」


ポイっと効果音が付きそうな仕草で近くに寝かせられている患者に投げた。何と雑な、と思ったけれど……その患者の身体が白く光って。え、まさかこれで治療完了?


夏油「ちゃんと傷も塞がっているね、流石と言った所かな」


簡単に治したぞ、タピオカジュース飲みながら。いいの?そんなんでいいの?硝子が知ったら口ぽかーんてするかも。


それからもポイっポイっとどんどん飛ばしていて。ズズーっとタピオカを啜りながら。もぐもぐしながら。……なんか、ウケる。


貴方「悟、一口ちょうだい」


あーはいはいどーぞー。




結局彼女は、この病院の全員を治してしまったのだ。伊地知や上の想像以上の事をした、きっと戸惑っている事だろう。


これを利用して、と思うやつもいるはずだ。けれど、彼女はあの日脅しを入れた。どうせ怖気づいて動けないだろうなぁ。


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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑
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ゆな(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。実は、五条悟と夏油傑ダブルにしようと思ってるんです。申し訳ありません。 (2021年12月23日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ゆなさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2021年12月23日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - threelillyさん» お気になさらず!ご報告ありがとうございます! (2021年12月14日 13時) (レス) id: ccfc63a9dd (このIDを非表示/違反報告)
threelilly(プロフ) - ごめんなさい!スクロール左手でしてたら低評価のところを触ってしまいました。取り消しができないのでコメににて失礼します。 (2021年12月14日 13時) (レス) @page40 id: b1e8cf5f33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 黒猫。さん» コメントありがとうございます。わぁ、嬉しいです!これからも可愛い夢主ちゃん書けるよう頑張りますね! (2021年11月22日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆな | 作成日時:2021年10月31日 8時

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