episode.121 ページ21
◇貴方side
「あの、それで、ね、その、付き合ってる人は、ね……」
安室「自己紹介が遅れて申し訳ございません。僕は、私立探偵をしています安室透と申します」
雅臣「ほう、私立探偵か」
安室「というのは、仮の姿で」
「えぇぇ！？」
ちょっと待てちょっと待て、何を言い出すんだ！！！
雅臣「警察官、かな？」
降谷「気が付かれてましたか、お見事です」
そういえば、パパもあの場にいたな。あの港の倉庫の時。だからか。
降谷「警察官の
雅臣「えっ！？」
訳あって偽名を使っているんですと説明しているが、パパは口が塞がっていない。それもそうだ。だって、こんな偶然ある？降谷なんて、あまりない苗字でしょ。
雅臣「そうか、成程。有希子が言っていた通りだったな」
優秀な君が娘の傍にいてくれるのは安心だ。そう頬を緩ませて言うパパ。
それから、工藤邸に泊る事に。
パパも、今日は仕事も切り上げて用事もない為に一緒に泊る事になった。
雅臣「いやぁ、何年か前の事を思い出してしまったよ。見たところ、小学１年生かな？」
「そうだね、それくらいかな？」
ちょっとお酒の入ったパパはいつもよりニコニコ顔。ほろ酔いくらいかな？というか、どっかの誰かさんみたいにずっと頭を撫でられている。
有希子「ほんっとうに可愛いわぁ〜♡新ちゃんもちっちゃくなっちゃった姿を初めて見た時はタイムスリップしちゃったのかしらとか思っちゃって♡♡」
有希子さんは大興奮状態。
というか、私ってお酒飲んでいいのかな？
安室「Aさん、お酒は駄目ですよ」
「えぇ〜」
雅臣「そうだぞ、戻ってからだ」
「はぁ〜い」
ケチ。
翌日、夜まで飲んでいた男性陣はニコニコしていて。パパは降谷さんに、また飲みかわそうと言い残して秘書さんのお迎えの元会社に向かっていった。
「どんな話をしたんです？降谷さん」
降谷「秘密」
「えっ」
因みに私は、子供なんだから早く寝なさいと言われてちょっとイラっとしていた。早く戻ってお酒飲みたい。
．
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ゆな(プロフ) - 雨樂さん» 素敵なコメントありがとうございます。嬉しいです！ (2022年10月9日 12時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
雨樂 - 一気読みしちゃいました、面白かったです！ (2022年10月9日 11時) (レス) id: 11e737edc5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - トパーズさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ (2021年5月6日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
トパーズ - 物凄く面白かったです！素敵な物語でした！書いてくれてありがとうございます！これからも他の作品頑張ってください！ (2021年5月6日 4時) (レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ぷぅさん» そう言ってもらえて嬉しいです(^-^)こちらこそありがとう！ (2021年1月31日 19時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2020年11月7日 14時
