第百七夜 ページ10
◇貴方side
あれから。
私達教団のメンバーには勲章を上から貰った。どうか受け取ってくれと言われて。これを持っていなくても今まで必死で戦ったこの記憶は忘れはしないけれど、とおもったけれどね。
そして褒美を、と言われたけれど皆受け取らなかった。
この平和の世の中が来てくれただけで満足だ、と口をそろえて言ったのだ。みんな思うことは一緒だなと思った。
せめて住むところなどは提供させてくれと援助が代わりに来た。
そうして、皆は教団から去ることになった。
故郷に戻る人、家族のもとに帰る人、旅を始める人。
「リナリーはこれからどうするの？やっぱり中国に戻るの？」
リナリー「そうね、また兄さんと中国に戻ろうかって話してて。でも、まだ室長としての最後の仕事が残っているからまだ当分は帰れないけどね」
そっか、今までの事の報告書とか報告会議とか。何千年分？
「アレン君は？」
アレン「迷ってはいたのですが、ネアとマナと旅芸人でもしようかという事になりました」
「そっか、楽しそうだね！」
アレン「はいっ！」
アレン君の笑顔が輝いてる……
それもそうだよね。だって今まで抱えてた借金、全部上が代わりに払ってくれることになったんだからね。天にも昇る思いだって言ってた。
その借金を増やしまくった張本人はすぐにどこかに行ってしまったけれどね。
リナリー「ラビとかはどうするの？まだブックマンの仕事？」
ラビ「そうさー、戦争が終わったとしてもこの世界を記録していく役目は終わった訳じゃないからな。また違う所にじじいと行くんさ」
「そっか、頑張ってね」
その他にも、マリはミランダと静かな所に行くって言ってたし、ティモシーは一緒に教団に来たエミリアと以前いた孤児院に戻るって言ってたし。クロウリーは仲良くなったファインダーの人についていってまだ私の知らないものを見てくるである。って言っていた。
その他にも、各国の軍や警察官から勧誘が来ていて。また違う形で国や世界を守りませんかって。戦闘員であるファインダーさん達やエクソシストが何人か行くらしい。
ラビ「あ、そういえばへブラスカには会ったさ？」
「え？」
ラビ「イノセンスが消えた後、以前の姿に戻ったんだと。驚くほどの美女だったさー」
リナリー「えぇ！？」
「ちょっと会ってこよう！！」
リナリー「そうね！」
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ゆきな☆(プロフ) - ozだぁ〜さん» わぁ！嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年4月29日 12時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ozだぁ〜 - ヤバいです！感動だぁー！！神田ユウ様愛してますっっ！！ (2021年4月29日 12時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 是非書いてほしいです！楽しみにしてます！！ (2020年4月28日 19時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ヒナさん» コメントありがとうございます！本当に神田大好きなので出来たらもう1つ作品作りたいな〜なんて思ってます笑 (2020年4月25日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 完結おめでとうございます！！神田の小説は少なくて…また、書いてくれると嬉しいです！！ (2020年4月24日 21時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきな☆
| 作成日時：2020年4月1日 16時
