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◇貴方side
松田「ぎゃははははははっはははっやばッ腹いてぇッぶはははッ!!
お前等結婚するのかよッぶふぁッははッ!!」
コタツのテーブルを叩いて大爆笑な陣平さん。
「偽装よ、ここ大事よ」
松田「ぶふぁッ……やばッ……めっちゃ見てぇッお前等の結婚式ッ!!」
零「止まれ松田、笑い事じゃない」
「マジやってられない。やっぱりあの上司シメてくる」
零「おい止めろ。気持ちは分かるが」
「分かるなら止めないで」
零「お前の首が飛ぶぞ」
「そんなの知らん」
松田「くくっ……あーおもしれー。じゃあ捜査協力、してやろうか?」
「え、」
松田「それが狙いで話したんだろ、お前」
零「ゴリラと嘘でも誓いをたてるのは嫌なんでな」
「おうおう喧嘩売ってんな?」
零「こいつなら信用できる」
松田「決まりだな」
「は?」
零「予行練習だと思ってやってこい」
「なっ!!黙れよゴリラ!!」
零「写真はバッチリ取っといてやる」
「要らん世話だわ!!」
写真撮ったって変装中だろうが!!意味ないでしょ!!
零「じゃあ、あとで資料渡すわ。すぐ目通せよ」
松田「りょーかい」
「え、マジでやるの?今ならまだ引き返せるよ?」
松田「冗談でそんなこと言わねーよ」
「マジすか」
松田「お前の花嫁姿、期待してるぜ?」
「……拳銃仕込みだけど」
松田「俺だってそうだぞ」
「……はぁぁ、しょうがないなー」
零「おー頑張れ頑張れ」
「とりあえずお前の頭かち割っていい?」
零「あ゛?」
一人逃げしやがって、これでよく公安が務まるな。
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作者名:ゆな | 作成日時:2019年9月18日 9時