episode.22 ページ22
◇貴方side
零「……なにしてんだお前ら」
松田「おう、邪魔してるぜ」
「さあさあ零もそこ座って、日本酒がいい?それともビール?」
零「あぁ!?それ取っといた美味いやつ!!何勝手に開けてんだよ!!」
「そんなケチケチすんなって☆」
松田「早くしねーと無くなっちまうぞー。あ、おつまみよろしく」
零「人ん家で何勝手にくつろいでんだよ」
それでも何だかんだ言ってて作ってくれるやつ。さすがママだわ。
今日は私達の予定が合ったため零を家で待ち伏せていた。零の予定は把握済みなのだ☆
零「宅飲みするんだったら一言言え」
「言うの忘れた」
零「おい、何忘れてんだよ。それでよく公安が勤まるな」
松田「あ、ビールない。降谷ー」
零「はぁ、確かここにあったはず……」
松田「お、さんきゅ」
「私もビール!」
松田「珍しいな、お前がビールって。いつも日本酒だろ。体のほとんどが日本酒だろ」
零「やべぇなおまえ、病院行ってこい。あ、動物病院な」
「ちょっと黙れやお二人さん」
三人で飲むのは久しぶりだなぁ。やっぱり一人で飲むより皆で飲んだ方がより美味しくなるよね。
零「おいお前ら飲み過ぎんなよ?毎回毎回片付けんの俺になんだから」
「「はーいママー」」
零「今すぐ出てけ」
「ははっ、ごめんごめん」
松田「ほら飲もーぜ」
零「……そうだな、飲むか」
うんうん、偶にはこう言うのもいいよね。え?いつも酒飲んでるだろって?いつもじゃないし、仕事だし!そこ間違っちゃいけないやつね。
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作者名:ゆな | 作成日時:2019年9月18日 9時