霞の継子は人から鬼へ

拾陸話 ページ18

Aside

待ち合わせ場所に向かうとそこには


？「結婚しておくれよぉぉぉぉ」


女「いやよ！離して！」


？「俺もうすぐ死ぬんだよ！？！？」


女「そんなこと、知らないわ！あなたと初対面よ！」


泣き喚いている金髪の隊服を来た男と少女がいた。


何してんだ、こいつ…


とりあえず注意するか…


『ねぇ、君女の子が嫌がってるからやめな？』


？「だってさぁ…」


女「ありがとうございます！」


『うん、今のうちに行きな？』


女「はい！」



『で、君は何してるの？』


？「俺は君じゃないよぉ、我妻善逸だよぉ」


『善逸ね、私は夜道A、よろしくね？』


善「夜道A…俺と合同任務の子だよね？」


『うん、そうだよ。だから、行こう善逸』


善「嫌だよぉ、だって俺弱いから死んじゃうもん」


『じゃあ、私が善逸を守るから一緒に行こ？』


そういって手を差し伸べると…


善「Aちゃぁぁぁん！！！！」


抱きついてきた。


『はいはい、ほら善逸行くよ？』


頭を撫でてあげると


善「Aちゃんと一緒なら行く…」


そういって手を握って渋々着いてきてくれた。


初任務大丈夫かな…


不安しかなかった…

拾漆話→←拾伍話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す