【碓氷真澄】とりあえず、どうする？2【茅ヶ崎至】

episode60 ページ13

リビングに行った私と真澄と至さん。



左京さんのメガネがキラッと光る



左京「テストどうだったんだ？」




私はニヤニヤしながら配られたテスト個票を取り出す。



A「どうぞ....」



真澄も左京さんに手渡す。



左京「....頑張ったじゃねえか」



いづみ「ほんとだ！Aちゃん数学嫌いって言ってたのに頑張ったね！」



至「えー、俺もみたいです。見せてください左京さん」




至さんが左京さんの横から私の成績表を見つめる




至「おう、すごいねA」





そう言って至さんはポンと私の頭を撫でた。




心臓がバクバクする。






左京「碓氷もすごいじゃねえか。ほぼ満点...」



いづみ「ほんとだ...真澄くん、すごいね！」



真澄「....当たり前っ//」



真澄も監督さんに褒められて嬉しそう。




赤点は免れたし、至さんには褒められたし、これからは最っ高の夏休みになりそう、、、！！




いづみ「あっそうだ！Aちゃん、夏休みに春組が合宿をやる予定なんだけど、一緒に行かない？普段はお手伝いって言っても支配人のお手伝いとか寮と倉庫の掃除ばっかりじゃない？だから、さ！」



確かに私は今までお手伝いとしてこの寮に入っていた。支配人の補佐や経理の手伝い、物販の受付や掃除などはしてきたが、劇団員の稽古などは一切関わってこなかった。




なんだかマネージャーみたい．．．！



A「ぜひ、やります！」




いづみ「うん、わかった。詳細は後で知らせるね」



A「ありがとうございます！」




私は左京さんから成績表を返してもらうと、着替えるために自室に戻った。





合宿か、、、劇団の合宿ってどんなのなんだろ！

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