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五月蝿く響くアラームで意識が戻る。
ベットの上、
なぁんだ、夢か。悪い夢を見てたのか？
カレンダーと腕時計を見る。
…8月14日の午前12時すぎくらいを指す。
やけにうるさい蝉の声が頭の中でループする
・・・
また同じように過ごして、
今日もAとランチしようってなって。
昨日の公園を通る。
また嫌なくらいに悲鳴と蝉の声が聞こえてきて。
また事故に合うのうかのように仄めかしてるんだと思って
izw「ごめん、一旦帰らない？」
『えーーー？？』
izw「今度奢るから！」
『しかたないなぁ笑』
そう言って道を抜けた。
なぜか、公園にいた人たちが上を見て口を開けていた
落下してきた鉄柱が、Aを貫いて突き刺さる
また昨日みたいな悲鳴と、蝉とは違う、風に吹かれた風鈴の音が耳にうるさく入ってきて。
…驚いて動くこともできない
絶対に夢だ、
でも陽炎が「夢じゃ無いぞ」って意地悪に語る。
陽炎の正体はなんなのだ。
クイズ王でもわからないのである
もう何千回と見てきた光景。
まだ血飛沫の時に咽せるのだ
また嘘だ、って思う
驚いて固まる
夢だ、って思う。
でもその度陽炎が現れて
意地悪に、嬉しそうに話しかけるのだ
…Aを助けるにはひとつ策がある。
もう、とっくに気づいてた
何年も前から気づいてた。
俺が身代わりになるのだ＿
何度目の8月15日になったんだろうか。
なんど午後12時半くらいに苦しめられたんだろうか。
何千回目の会話なんだろうか。
あぁ、Aが猫を追いかけている
バッと押しのけ飛び込んだ 瞬間トラックにぶち当たる。
ありえないほどの激痛で死にそうだ。というか死ぬんだ。
Aはずっとこの痛さで死んでいたのか。
そう考えるとAを救えた喜びが何倍にもなる
自分の血飛沫と、
Aの瞳。
陽炎が悔しがるようにこっちを見ている。
はは、これでAは苦しまれずに済む、
俺も苦しむことがなくなる、
陽炎へと
「ざまぁみろよ」
って死ぬ気で力を振り絞って笑ってやったよ、
陽炎に勝ったんだ、そう思ってた
また目を覚まして8月14日のベットの上。
Aは「またダメだったよ」って力無く笑う。
猫を抱きながら
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さゆ(プロフ) - あんのうん。さん» なるほど！！私自身もこのアプリをよく知ってるわけではないのでよくわからないのですが()、森本のところは(名字)と書かせていただこうかな、と思います。 ご丁寧にありがとうございます( * . .)" (8月19日 1時) (
レス) id: 5fb9c3c530 (このIDを非表示/違反報告)
あんのうん。 - 投稿お疲れ様です！！一つお伝え（？）したいことがございまして、苗字変更をしても元の「森本」から変更されません（）いきなり申し訳ないです！！（土下座） (8月18日 14時) (レス) @page14 id: 3e8f4c5a1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さゆ | 作成日時：2023年7月27日 18時
