不死川兄弟と取り合い【リクエスト】 ページ27
【どちらかを愛さないと出られない部屋】
『これって要は、私の判断次第ってことですよね？」
思わずため息をつきそうになる。
「てめえ、鬼を捕まえられないどころか巻き込むとはどういう神経だ」
実弥さんの額に青筋が浮かぶ。
いつもは優しい分鬼が絡むと怖いのだ。
「兄貴、Aだって頑張ってるし.…」
実弥さんが、玄弥くんを睨む。
「まあいい。どっちか選べばでれんだろ？早く出るぞ」
そういって実弥さんが私の手を取る。
『えっ？』
私がきょとんとしていると実弥さんがイライラしたように言う。
「えっ、じゃねーよ‼早く俺を選んで出るってことだよ」
俺は忙しいんだと言った。
(確かにえらぶだけだし)
私が実弥さんの名前を言おうとしたら、玄弥くんに口を押えられ阻止された。
「……どういう了見だ」
「いくら兄貴でも、ここから出るためといえどAが俺以外を選んでほしくない」
玄弥君が実弥さんを睨むようにみる。
「ここから出たいんならAには俺を選んでもらう」
ドンっ
玄弥君がそういうと実弥さんが壁を力いっぱい殴った。
パラパラと壁の破片が床に落ちる
「んなこといってねーだろ？引っ込んでろよ、」
「Aが好きだから無理だ」
ぐいっと玄弥君に肩を抱き寄せられ距離が近くなる。
それを見て実弥さんが青筋をさらに立て私たちのほうへきて私の手を取る。
「お前にはやらねえ」
俺も好きだと実弥さんが言う。
私の頭はパンク寸前だった。
「お前はどっちが好きだ」
実弥さんが問いかける。
ぎゅっと玄弥くんが私の手を握り
「おれ、Aを好きな気持ちはだれにも負けねえ」
もう片方の手を実弥さんが強く握る。
「お前を守れるのはそいつか？違うだろ、俺だけだ」
真剣な二人の声が耳をくすぐる。
あなたは、どちらと愛を育みますか？
おや？不死川兄弟が言いたいことがあるようですよ！
「リクエストありがとさん。
結局あいつと勝敗がついてねーけど、お前はおれをえらぶよな？ん？」
「リクエストしてもらって悪いな。
兄貴は俺の憧れだけど、それは、あんたをあきらめる理由にはなんねーよ」
「俺を、お前に選んでほしい」
「お前と幸せになりたい」
選んで？
リクエストありがとうございます
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サクシャ - イメイラとはイメージイラストの略ですよ！ (2020年11月23日 20時) (
レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
はる - あの、、イメイラってなんですか？ (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 、、、、これが本当だったら良いのに、、、、(本当だったら義勇好きかも^_^) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 本当にドキドキしました！ (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 時透無一郎【リクエスト】無一郎とくすぐり合いっこしないと出れないお部屋 (2020年7月26日 21時) (レス) id: a03bbfefbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レート@苺みるく | 作成日時：2019年6月25日 7時
