ネコ、42匹 ページ5
松川side
『っ………月島さん！！』
ドンッ
月｢っ！？｣
パンッ
乾いた音が部屋に響く
月島と蓮夜ちゃんが一緒に転がる
『っ、は………』
松｢っ……蓮夜ちゃん！？｣
月｢った……何『っ……顔上げないで下さい。松川さんも動かないで』！｣
起き上がり、月島に馬乗りした蓮夜ちゃんが俺の方へ銃を向ける
松・月｢っ……！！｣
バンッ バンッ
｢！！ぐっ……｣
｢うっ…ぐ｣
松・月｢｢！？｣｣
俺の後ろの壁の中からうめき声
まって、訳わかんない
『月島さん、怪我は？』
銃を下ろした蓮夜ちゃんは月島に問う
月｢無い、けど……｣
松｢え、どういう、こと……？｣
いや、ほんとに。
俺ら訳わかんないから
俺撃たれると思ったし
『……微かですが、松川さんの後ろの壁の中から声が聞こえていました。月島さんを撃とうとしていたので、それに対処しただけです。』
松｢壁の中って……よく聞こえたね…｣
『…耳はいい方なので』
耳がいいだけですまされる？
気配さえ俺らでも掴めなかったのに
月｢………取り敢えず、戻りましょう｣
松｢おう……蓮夜ちゃん、怪我は無い？｣
『はい』
松｢そっか……｣
ターゲットめもしっかり殺せたし、
怪我が無いのは良かったけど
蓮夜ちゃん、君は一体何者？
影｢…………｣
………
No side
及松｢｢ただいまーー｣｣
黒｢お、おかえりー。どだった？｣
松｢いやー、あんまり実力は分かんなかったわ。でも、俺らより気配の察知が上手いってのは分かったかな｣
及｢ふーん…｣
黒｢ま、これからでも見る機会はあるか｣
及｢そうだね｣
松｢(まだ、少し黙っとくか)｣
影山side
『っ………月島さん！！』
ドンッ
月｢っ！？｣
あの時
八神って奴が月島を押し倒したおかげで、月島は撃たれずにすんだ
でも、八神は
『っ、は………』
月島の代わりに撃たれていた
松川さんと月島からは見えなかっただろうけど、彼奴の腹部に撃たれたのが俺から見えた
なのに、彼奴は怪我したことを言わなかった
しかも、痛みも血も微塵も見せずにここまで帰ってきた
八神が撃たれた場所は止血しないと死ぬ場所だ
彼奴が死んだら日向達がうるさいだろうし、何よりこの仕事で死んだのなら俺が後味悪い
そう、それだけだ
そう考え、八神の手当に向かうため夜久さんのところへ行った
────────────────
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
AYA - 前作がないです(´༎ຶོρ༎ຶོ`) (2021年10月30日 17時) (
レス) id: 23da1d9ffa (このIDを非表示/違反報告)
澪。(プロフ) - レイアさん» ありがとうございます！見に行きます！！ (2017年6月22日 19時) (レス) id: 256437f2ed (このIDを非表示/違反報告)
レイア - 澪。さん» はい! 題名は、暗殺教室〜操り人形となった少女〜の方が続編ありと暗殺教室〜黒いフードを被った少女〜の3つです。←私の小説の方で感想もお願いします。 (2017年6月22日 18時) (レス) id: 060a2524eb (このIDを非表示/違反報告)
澪。(プロフ) - レイアさん» 是非！見に行きます！！ (2017年6月22日 18時) (レス) id: 256437f2ed (このIDを非表示/違反報告)
レイア - 澪。さん» いえいえ^^ 私も暗殺教室の小説を書いてます。 宜しければ題名を教えますか? (2017年6月22日 18時) (レス) id: 060a2524eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜行性林檎 | 作成日時：2017年3月20日 22時
