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『ええ、そうだと思うわ。』
Aはハーマイオニーを見て肯定した。
「ファッジは、ダンブルドアが権力を握るためには
何ものをも辞さないと思っているんだよ。
ダンブルドアに対して日に日に被害妄想になってる。
でっち上げの罪でダンブルドアが逮捕されるのも
こうなると時間の問題だな。」
シリウスがそう言って緩くため息をついた。
ハリーが何かを思い出したように言った。
「明日の日刊預言者新聞にダンブルドアのことが
でるかどうか、知ってる？
ロンの兄さんのパーシーが何があるだろうって___」
「知らないね。
この週末は騎士団のメンバーを誰も見ていない。
この家にいるのは、クリーチャーと私だけさ…」
シリウスの声に、はっきりとやるせない辛さがあった
Aはその声を聞いてさらに悲しい気持ちになった
「ところで次のホグズミード行きはどの週末だ？
実は考えてるんだが、駅での犬の姿はうまくいったろ？
多分今度も __________ 」
「「ダメ！！」」
ハーマイオニーとハリーが同時に声を上げた。
『シリウス、日刊預言者新聞を見なかったの？』
「ああ、あれか。」
シリウスはニヤッとした
「連中はしょっちゅう、私がどこにいるのか
当てずっぽうに言ってるだけで、本当はさっぱり__」
「うん、だけど、今度こそ手がかりがあるんだよ」
ハリーは至極真面目な顔で言った。
「マルフォイがたぶんおじさんのこと見破ったんだ。
あいつの父親もホームにいたんだよ。
ほらルシウス･マルフォイ___だから、危ないんだ」
「わかった、わかった。
言いたいことよくわかったよ。」
シリウスは酷くガッカリした様子だった。
『シリウス、私たちあなたとまた会いたいと
心から思ってるわ。ほんとうよ。』
「ありがとう、A。君の言葉が嬉しいよ。」
『ううん、手紙も気安く送れないから…。
本当は毎日でも送りたいの、あなたとね。』
シリウスは少し驚いた顔をしたあと、
とても優しい笑顔になった。
「ああ、分かってるよ、A。
それじゃ、この次に火の中に現れることができる時間を
手紙で知らせよう。それじゃあまた。」
ポンと小さな音がして、シリウスの顔と首があった
場所に再びちらちらと炎が上がった。
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Lia(プロフ) - これの続き見てみたいです！終わりって書いてあったのでまたリメイク版とか、書いて欲しいです！！！お願いします！！ (2022年9月22日 13時) (
レス) id: 2bd2067cf9 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - 風子さん» 風子さんはじめまして！とても嬉しいコメントをありがとうございます。私もルーピン先生との絡みは楽しく書いているのでそう言っていただけると嬉しいです…！！わー！(T＿T)ちょうどお話の進め方が合ってるか不安だったんです…そのお言葉に救われます…！ (2021年8月18日 23時) (レス) id: 59d973ec31 (このIDを非表示/違反報告)
風子(プロフ) - 初めまして！コメントさせていただくのは初なのですが前から楽しくこちらの作品を拝見させていただいてました！久しぶりの更新とても嬉しいです。個人的にはルーピン先生との絡みがとっても好きで作者様のお話の進め方も大好きです！これからも応援してます！ (2021年8月18日 2時) (レス) id: a1e35f046d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2021年8月18日 1時
