火精 ページ26
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Aがにこやかに笑うと、性別問わず皆がAに見惚れた。
全く、ここまで美少女だと生きるのに困りそうなものだ。
『あの女は、ダンブルドアが施設軍団のようなものに
生徒を使おうとしてる、そのように考えていると思うわ。』
「アンブリッジが？」
リーは信じられない、と言った顔をした。
『うーん、正確には大臣が、だと思う。
大臣の意見は魔法省の意見であり、
魔法省の意見はアンブリッジの意見になるからね。』
「なるほど」
リーを含む何人かが腕を組んで頷ている。
Aも腕を組んで話を続けた。
『おそらく、魔法省はダンブルドアが私たちを動員して、
魔法省に楯突くようなことが起こる、と考えているわ。』
この言葉に、ほとんど全員が愕然としたが、
ルーナ･ラブグッドだけは、声を張りあげた。
「でも、それ、辻褄が合うよ。
だって、結局コーネリウス･ファッジだって
施設軍団を持ってるもン。」
「「「『え？』」」」
寝耳に水の情報に複数名が1度に聞き返した。
「うん、【ヘリオパス】の軍隊を持ってるよ。」
「まさか、持ってるはずないわ。」
ハーマイオニーはピシャリと言った。
ルーナも負けじと言い返した。
「持ってるもン！」
「【ヘリオパス】ってなんなの？」
ネビルはきょとん、とした顔でルーナに聞いた。
ルーナは飛び出した目を見開いて言った。
「火の精よ。
大きな炎をあげる背の高い生き物で、地を疾走し、
その上なんと、行く手にあるもの全てを焼き尽くし___」
「そんなものは存在しないのよ、ネビル。」
ハーマイオニーがにべもなく言った。
「あら、いるよ！いるもン！」
ルーナは怒ったように言った。
ハーマイオニーは呆れた顔でバシッと言い返す。
「すみませんが、いるという証拠はあるの？」
「目撃者の話がたくさんあるよ。
ただあんたは頭が固いから、なんでも目の前に_____」
「ェヘン、ェヘン」
ジニーの声色がアンブリッジ先生にそっくりだったので、
何人かがハッとして振り向き、招待を知って笑った。
『防衛の練習に何回集まるか、決めるとこだったでしょ？』
「火の精でも水の精でもなんでもいいけど、進めようよ。」
Aとジニーがそう言うと、ハーマイオニーはすぐ答えた。
「ええ、そうだ。2人の言う通りだったわ。」
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Lia(プロフ) - これの続き見てみたいです！終わりって書いてあったのでまたリメイク版とか、書いて欲しいです！！！お願いします！！ (2022年9月22日 13時) (
レス) id: 2bd2067cf9 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - 風子さん» 風子さんはじめまして！とても嬉しいコメントをありがとうございます。私もルーピン先生との絡みは楽しく書いているのでそう言っていただけると嬉しいです…！！わー！(T＿T)ちょうどお話の進め方が合ってるか不安だったんです…そのお言葉に救われます…！ (2021年8月18日 23時) (レス) id: 59d973ec31 (このIDを非表示/違反報告)
風子(プロフ) - 初めまして！コメントさせていただくのは初なのですが前から楽しくこちらの作品を拝見させていただいてました！久しぶりの更新とても嬉しいです。個人的にはルーピン先生との絡みがとっても好きで作者様のお話の進め方も大好きです！これからも応援してます！ (2021年8月18日 2時) (レス) id: a1e35f046d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2021年8月18日 1時
