対決 ページ43
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競技場に着くと、知り合いが見事なまでにいなかった。
誰かとぜひ見たいと思っていると、前に見覚えのある
薄茶色の短髪頭が見えたので飛びついた。
『シェーマス！』
「うわあ！びっくりした、、Aか、、」
『一緒にいきましょう』
「もちろん、いいよ」
観客席につくと、ちょうど始まったところだった。
ピッチに選手が出てきたので、拍手をした。
『あれ？レイブンクローのシーカーがチョウに
なってる！怪我が治ったのね！』
「A知ってるの？」
『もちろん。ルーン文学で一緒なの』
ウッドとレイブンクローのキャプテンのデイビースが
握手をすると、フーチ先生がホイッスルを鳴らした。
やはり、ハリーは他のどの箒よりも素早い。
リーがファイアボルトの解説ばかりするので、
マクゴナガル先生にとても怒られていた。
「ハリー！紳士面してる場合じゃないぞ！
相手を箒から叩き落とせ！やるときゃやるんだ！」
チョウはとても可愛い女の子なので、ハリーが少し
遠慮がちなプレーをしていた。
ウッドがこれを見逃すわけがなく、紳士面をするなと
力の限りの声で吠えた。
「あっ！」
チョウが一点を指して叫んだ。
ハリーがつられて下を見ると、スリザリンの悪ガキが
頭巾をかぶってハリーを見上げていた。
『なにあれ最低！ディメンターのふり！？』
「あんな浅ましいイタズラ…クズだな」
しかし、ハリーはディメンターと信じ切ったようだ。迷わず、臆することなく、叫んだ。
「エクスペクトパトローナム！守護霊よきたれ！」
白銀色の牡鹿が杖から飛び出してきた。
それがスリザリンの悪ガキに直撃し、
そのまま後ろに倒れて行った。
『すごい！すごいわハリー！』
ハリーは杖を持ったまま手を伸ばし、
逃げようともがく小さなスニッチを指で包み込んだ。
フーチ先生がホイッスルを鳴らした。
ハリーめがけて、グリフィドールのチームメイトが
飛んで行き、みんながハリーを抱きしめた。
チーム全員が地面に着地すると、応援団は
ロンを先頭にしてピッチに飛び込んでいった。
『ハリー！守護霊がちゃんといたわ！』
「ほんとに！？僕、ちゃんと見てなかった」
『自分の身を守れてたわ！』
「立派な守護霊だったよ」
後ろからAの大好きな声がした。
『ルーピン先生！』
「ただ、あれはディメンターじゃないよ。
あそこを見てごらん。君はマルフォイ君を
ずいぶん怖がらせたようだよ」
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2023/03/12 修正
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どりー(プロフ) - レイラさん» ニヤニヤ……！嬉しいです！！こちらの作品の続編もございますので、ぜひそちらも見ていただけるととても嬉しいです！！！コメントありがとうございました！！ (2020年3月30日 17時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！いつも読みながらニヤニヤしています！← (2019年11月8日 15時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - レイラさん» すっっっごい嬉しいです！！！！ほんとに！！（泣）ありがとうございます！更新頑張ります（ ; ; ） (2019年11月6日 18時) (レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ 好きですぅぅぅぅ!!めっっっっちゃ応援しています！！ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2019年4月8日 16時
