一月 ページ41
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『「「ファイアボルト！？！？」」』
クリスマス休暇があけて、一月。
再びホグワーツに戻ったAは、
ハリーから話を聞いて思わず叫んだ
『シリウス・ブラックが送るとは思えないわ。
逃亡の身でしょう？買うことすら難しいわよ』
「僕もそう思ったんだけど…」
『ウッドに話してみたらどうかしら。
彼ならマクゴナガル先生に直談判とかしそうよ』
「うん、話してみるよ…」
ハリーは落ち込んだ様子で談話室に入っていった。
クディッチの選手であるハリーからしたら、
超高級な箒をバラバラにするということは
ありえないことなんだろう、そう思うと胸が痛んだ
「まさか、ファイアボルトが送られるなんてな…」
「贈り物にしても頭がイカれるくらい高いぜ」
『それをバラバラにねぇ…』
ある晩、Aはハリーから相談を受けた。
「A、ちょっといいかな？」
『ハリー？どうかしたの？』
「実は…」
ハリーは、エクスペクトパトローナムを習得したいこと、
それをルーピン先生に教わっていること、
でも銀色のもやもが現れるだけで効果のないことを
ぽつりぽつりと話し始めた。
「Aは、エクスペクトパトローナム使えるの？」
『私は使えるわよ…。父が教えてくれたから。
自分の身を守れるようにってね』
「お手本…見せてもらってもいい？」
『
Aがそう言うと、杖の先から銀色の線がでてきた。
それは次第に形を作り、フォックステリアへと形を変え、
Aとハリーの周りをぐるぐると回り、
しばらくすると空気に溶けるように消えて行った。
「すごい…！」
『うちの家系はみんな犬なの。私はフォックステリア。
父はコーギー、母はヨークシャーテリア、
兄のタクトはラブラドールレトリバー。』
「Aは、どんな思い出を思って唱えてる？」
『…はじめてホグワーツにきたとき、友達が全然
できなくて。でも、兄さんがたくさん友達を紹介
してくれたわ。おかげさまで、ロンのお兄さんたちは
ほとんど友達になった。その時を思ってる。』
「…僕、全然いい思い出が浮かばないんだ。
浮かんでも大したことないのか、うまくないかない」
『すぐに出来るわけじゃないのよ。
ルーピン先生なら、必ずあなたを成功へと導くわ』
「そうだよね…ありがとう！」
Aは嬉しそうにうなずいた。
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どりー(プロフ) - レイラさん» ニヤニヤ……！嬉しいです！！こちらの作品の続編もございますので、ぜひそちらも見ていただけるととても嬉しいです！！！コメントありがとうございました！！ (2020年3月30日 17時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！いつも読みながらニヤニヤしています！← (2019年11月8日 15時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - レイラさん» すっっっごい嬉しいです！！！！ほんとに！！（泣）ありがとうございます！更新頑張ります（ ; ; ） (2019年11月6日 18時) (レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ 好きですぅぅぅぅ!!めっっっっちゃ応援しています！！ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2019年4月8日 16時
