抜道 ページ37
.
ロンは危うく瓶を落とすところだった。
「ハリー！」
ハーマイオニーは再びそう叫んだ
リーとAはやはり、という顔でニヤッと笑った
「どうしたの、こんなところで？
ど＿＿どうやってここに？？」
「うわー！君、"姿あらわし術"
ができるようになったんだ！」
「まさか、違うよ」
ハリーは声を落として、忍びの地図について
こっそりと話しはじめた。
Aとリーは顔を見合わせて、3人から
こっそりと離れていった。
『うまく使えたみたいね』
「あれはうまく使えばどこでも入れるからな」
『ムーニー、ワームテール、パッドフット、プロングス』
「誰なのかは分かんないけど、助かるよな」
『私は使わないけどね』
「さすがですね」
『だって悪戯したら絶対にいつか自分に返ってくるもの』
「その考え方に尊敬の意を込めて、俺に
ココナッツキャンディをおごらせてくれますか？」
『もちろん！やったー！ピンクのやつね！』
「わかってるよちゃんと。」
ハニーデュークスから出ると、冷たい風が吹いた。
ホグズミード村はまるでクリスマスカードから
抜け出してきたようだった。茅葺屋根の小さな家や店が
キラキラ光る雪にすっぽりと覆われ、戸口という
戸口には、柊のリースが飾られ、木々には魔法で
キャンドルがくるくると巻き付けられていた。
『3本の箒でバタービールを飲みましょう』
「そうだな、そろそろ双子たちもついてるだろ」
案の定、3本の箒につくと、4人席を確保する
フレッドとジョージの姿が見えた。
リーはフレッドの横へ。Aはジョージの隣に
座ると、双子は慌てて喋りはじめた。
「忘れ物っていうのは、財布のことだからな！」
「そうそう！フレッドが財布を忘れたんだ！」
「いや〜、まいったなぁ！」
「あはっ、あはは…」
『ハリーに忍びの地図を渡したのね』
「「なんでばれてんだよ」」
『お見通しなのよ、2人の考えくらい』
にこっ、と微笑むとバタービールを四つ注文した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どりー(プロフ) - レイラさん» ニヤニヤ……！嬉しいです！！こちらの作品の続編もございますので、ぜひそちらも見ていただけるととても嬉しいです！！！コメントありがとうございました！！ (2020年3月30日 17時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！いつも読みながらニヤニヤしています！← (2019年11月8日 15時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - レイラさん» すっっっごい嬉しいです！！！！ほんとに！！（泣）ありがとうございます！更新頑張ります（ ; ; ） (2019年11月6日 18時) (レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ 好きですぅぅぅぅ!!めっっっっちゃ応援しています！！ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：どりー | 作成日時：2019年4月8日 16時
