学期 ページ36
.
時は流れ十二月。
みんなが休み中の計画を楽しそうに話していた。
ロンはパーシーと休暇中にずっと過ごすのが苦痛らしく、
ホグワーツに残ると言っていた。
「Aはどうするの？」
ハリーが談話室でくつろいでいたAにそう聞いた
『私も残るわよ』
「姫が残るなら俺も残る」
「そうだな、護衛しなくちゃだからな」
「私も残るわ！今年はクリスマスを一緒に
過ごせるのね。嬉しいわ！」
特に帰れという話も出ていなかったので、
どうせならみんながいるホグワーツで過ごそうと
思い、そう答えた。
学期末最後のホグズミード行きも許可され、
みんな喜んだ。ハリーは再び浮かない顔に戻った。
『クリスマスプレゼント買わなくちゃ』
「クリスマス・ショッピングが全部あそこで
済ませられるわ！手間が省けて助かる！」
ホグズミード行きの土曜の朝、ハリーはスカーフや
マフラーなどを見に纏ったハーマイオニー、ロン、
A、リー、双子の6人に別れを告げた。
「さあA。まずはどこへ行く？」
『ハニーデュークス！』
「だと思った。行こっか。」
「あ！俺たち忘れ物しちゃった〜！」
「またあとでな！姫！リー！」
「え？忘れ物って…おい！」
わざとらしく咳払いなんかも交えながらそう
双子は一方的に話し、そのまま城へと戻っていった。
「一体なんだってんだい？」
『忍びの地図、じゃない？』
「なんで忍びの地図が今いるんだよ」
『ハリーにもホグズミードを楽しんで欲しいから』
「…なるほど、あいつらもやるな」
『あれだけ先生に返せって言ったのに』
2人がホグズミードへと足を進め、
ハニーデュークスへと入っていった、
ハニーデュークスの店内は人でごった返していて、
甘い匂いで溢れていた。幸せな空間だ。
店の1番奥まったコーナーにハーマイオニーとロン
がいるのが見えたので、リーと2人で近寄った。
『なに探してるの？』
「ハリーへのお土産探し！」
『綿飴羽根ペンじゃだめなの？』
「ちょっと変わったのの方が楽しいかなって」
「でもここの看板見たか？"異常な味"って
書いてたぜ？」
「リーが引くならやめといた方がいいかなあ」
「絶対嫌だよ」
「「ハリー！？」」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どりー(プロフ) - レイラさん» ニヤニヤ……！嬉しいです！！こちらの作品の続編もございますので、ぜひそちらも見ていただけるととても嬉しいです！！！コメントありがとうございました！！ (2020年3月30日 17時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！いつも読みながらニヤニヤしています！← (2019年11月8日 15時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - レイラさん» すっっっごい嬉しいです！！！！ほんとに！！（泣）ありがとうございます！更新頑張ります（ ; ; ） (2019年11月6日 18時) (レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ 好きですぅぅぅぅ!!めっっっっちゃ応援しています！！ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：どりー | 作成日時：2019年4月8日 16時
