亡骸 ページ35
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選手達は泥の筋を残しながらぞろぞろと出ていった。
マダム・ポンフリーはまったくしょうがないという
顔つきのままドアを閉めた。
ロンとハーマイオニーはAとハリーの方に
近寄ってきた。
「ダンブルドアは本気で怒ってたわ」
『ディメンターたちは勝手に敷地の中へ入ってきたみたい。
そのことについてカンカンになってたわ。
ダンブルドア先生が、ディメンターをやっつけて
くださったの。』
「それから魔法で担架を出して君を乗せた。
浮ぶ担架に付き添って、ダンブルドアが学校まで
君を運んだんだ。みんな君が……」
ロンの声が弱々しく途中で消えた。
しかし、ハリーはそれに気づく様子もなく、
何かを考えるような顔をして俯いてしまった。
心配になり、3人揃って顔を覗き込んだ。
少しして、ハリーが顔を上げるとこう言った。
「誰か僕のニンバスを捕まえてくれた？」
『あの、、』
「どうかしたの？」
『あの、ハリーが落ちた時、ニンバスは吹き飛んだの』
「それで？」
『それで、ぶつかったの。…ぶつかったのよ＿＿
ああ、ハリー＿＿暴れ柳にぶつかったの…』
「…それで？」
『暴れ柳って、ぶつかられるのが嫌いでしょ？
フリットウィック先生が、さっき持ってきてくださった
んだけど、これ、なんだけどね…』
ロンが足元のバックを拾い上げ、逆さまにして、
中身をベッドの上に空けた。
粉々になったきのきれはしがあ、小枝が、散らばりでた。
グリフィドールの優秀なシーカー、ハリーの忠実な
そしてついに敗北して散った、ニンバスの亡.骸だった。
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どりー(プロフ) - レイラさん» ニヤニヤ……！嬉しいです！！こちらの作品の続編もございますので、ぜひそちらも見ていただけるととても嬉しいです！！！コメントありがとうございました！！ (2020年3月30日 17時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！いつも読みながらニヤニヤしています！← (2019年11月8日 15時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - レイラさん» すっっっごい嬉しいです！！！！ほんとに！！（泣）ありがとうございます！更新頑張ります（ ; ; ） (2019年11月6日 18時) (レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ 好きですぅぅぅぅ!!めっっっっちゃ応援しています！！ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2019年4月8日 16時
