寝袋 ページ28
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ダンブルドア校長はグリフィンドール生全員に
大広間に戻るように言い渡した。
十分後に、他の３寮の生徒たちも
みな当惑した表情で全員大広間に集まった。
マクゴナガル先生とフリットウィック先生が、
大広間の戸という戸を全部締め切っている間に
ダンブルドア校長が話を始めた。
「気の毒じゃが、みな、今夜はここに泊まることに
なろうの。みんなの安全のためじゃ。
監督生は大広間の入り口の見張りに立ってもらおう。
首席の2人に、ここの指揮を任せようぞ。
不審な事があれば、ただちにわしに知らせるように。」
ダンブルドア校長は、厳しくふんぞりかえった
パーシーに向かって、最後に一言付け加えた。
「ゴーストをわしへの伝令に使うが良い。
おお、そうじゃ。必要なものがあったのう…」
ダンブルドア校長が大広間を出る前に立ち止まり、
はらりと杖を振ると、長いテーブルが全部大広間の
片隅に飛んで行き、きちんと壁を背にして並んだ。
もう一振りすると、ふかふかした紫色の寝袋が
何百個も現れて、床いっぱいに敷き詰められた。
「ぐっすりおやすみ」
ダンブルドア校長はそう言って大広間を出て行った。
刹那、パーシーが大声で言った
「みんな寝袋に入りなさい！」
その声を皮切りに、みんなは口々に喋りながら
寝袋を各々手に取り始めた。
「なあ、ブラックはまだ城の中にいるのかな」
心配そうな声でフレッドはAに尋ねた
『少なくとも先生方はそうお考えみたいね』
Aたちは適当に寝袋をとって、少し生徒たちの輪
から外れたところに置いた。
「今日がハロウィンパーティーでよかったな」
ジョージはフレッドにそう言った
「なんでブラックは今日にしたんだろう」
フレッドの疑問にリーが答えた。
「きっと逃亡中で時間の感覚がなかったんだと思う。
今日がハロウィーンって気づかなかったんだ。
じゃなきゃ、この大広間を襲撃してたさ」
『…そうとは限らないわ』
「どういうこと？」
『彼の目的は、果たして本当に殺人だったのかしら。
なにか探しているのかもしれないし、はたまた
誰かに用があったのかもしれないわ』
「姫はたまに恐ろしいことを言うね」
『ジョージ、わたしは冗談で言ってないわ。
ホグワーツの中に彼と繋がってる人がいるのかも。
そうでもなきゃ、城の中に入れないわ』
4人の間に沈黙が流れた
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どりー(プロフ) - レイラさん» ニヤニヤ……！嬉しいです！！こちらの作品の続編もございますので、ぜひそちらも見ていただけるととても嬉しいです！！！コメントありがとうございました！！ (2020年3月30日 17時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！いつも読みながらニヤニヤしています！← (2019年11月8日 15時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - レイラさん» すっっっごい嬉しいです！！！！ほんとに！！（泣）ありがとうございます！更新頑張ります（ ; ; ） (2019年11月6日 18時) (レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ 好きですぅぅぅぅ!!めっっっっちゃ応援しています！！ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2019年4月8日 16時
