黒男 ページ27
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ダンブルドア校長は真剣さと焦りを含んだ声を出した。
マクゴナガル先生に目を向け、指示を始めた。
「マクゴナガル先生。すぐにフィルチさんのところへ
いって、城中の絵を探すように言ってくださらんか。」
「見つかったらおなぐさみ！！！！」
ポルターガイストのピーブスが生徒たちの頭上を
飛びながら甲高いしわがれ声を出した。
いつもと変わらず、大惨事や心配事が好きなようだ。
『ピーブス！見つかったらおなぐさみって…
一体どういうことなの？いま彼女はどこに？』
「こーーーれはこれは！！グリフィンドールのお姫様！
サクラバ・Aさんではあーりませんか！
ご機嫌麗しゅうございます〜！」
『ピーブス！』
「ピーブス、どういうことかね？」
ダンブルドア校長は静かに尋ねた。
ピーブスはニヤニヤ笑いを引っ込めた。
さすがのピーブスも校長をからかう勇気はない。
「校長閣下、恥ずかしかったのですよ。
見られたくなかったのですよ、あんな姿を。
あの女はズタズタでした。ええ、それはひどく。
5階の風景画の中を走って行くのを見ました。
木にぶつからないようにしながら走っていきました。
ひどく、泣き叫びながらね。おかわいそうに」
嬉しそうにそういった。
「彼女は誰がやったか話したかね？」
「ええ、たしかに。校長閣下。」
『誰が、やったの？』
「そいつはひどく怒ってたよ。もうほんとに。
あいつは癇癪持ちだねぇ。
あのシリウス・ブラックってやつは！」
『…うそ』
ピーブスが彼の名前を口にした瞬間、叫び声が響いた。
Aがぽろっと一言呟いたその声が
誰にも拾われないくらいの、叫び声だった。
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どりー(プロフ) - レイラさん» ニヤニヤ……！嬉しいです！！こちらの作品の続編もございますので、ぜひそちらも見ていただけるととても嬉しいです！！！コメントありがとうございました！！ (2020年3月30日 17時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！いつも読みながらニヤニヤしています！← (2019年11月8日 15時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - レイラさん» すっっっごい嬉しいです！！！！ほんとに！！（泣）ありがとうございます！更新頑張ります（ ; ; ） (2019年11月6日 18時) (レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ 好きですぅぅぅぅ!!めっっっっちゃ応援しています！！ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2019年4月8日 16時
