解説 ページ19
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「あそこじゃ、囚人は大体おかしくなる。」
「どうして？」
ハリーはフレッドに尋ねた。
「俺も、ディメンターについては詳しくわからないんだが…。うちの暗記魔に聞くかい？」
『まだその呼び名続いてるのね…』
「A、教えて！」
『ええ、もちろんいいわよ。
世界で最もおぞましい生き物とされている彼らは
人間の幸福を餌にするの。近くにいる人に
絶望と憂鬱をもたらす恐ろしい生き物よ。
彼らは、人間の魂を奪うこともできて、
奪われた人間は永遠の昏睡状態に陥いってしまう』
「だからあんな悲しい気持ちに…」
『そういうこと。』
「ま、俺たちとのクディッチの第一戦のあとで
マルフォイがどれだけ幸せでいられるかだな」
フレッドがAにウインクを飛ばしながら
そう言った。こういう時に彼らの明るさが救いだ。
「グリフィンドール対スリザリン。
シーズン開幕の第一戦だ。覚えてるか、姫？」
『もちろん！グリフィンドールの圧勝だったわね』
マルフォイの完全な負けだったことを思い出した
ハリーは、少し気を良くしてソーセージと焼きトマトを頬張った。
ハーマイオニーは新しい時間割をAに見せていた。
「ねえ、見て！今日から新しい学科が始まるの！」
『そっか、三年生から選択科目が増えるのよね』
「あれ？ハーマイオニー、」
ロンがハーマイオニーの肩越しに見て顔をしかめた
「君の時間割どうなってんの？1日に十科目なんて…
そんなに時間があるわけないよ。」
『そんなことないわ。私もそうだもの』
「Aも？__ほんとだ。でも無理じゃないか？
9時にマグル学とルーン文学と占い学が３つも！
ハーマイオニーもじゃないか！」
「ロン、私たちはちゃんとマクゴナガル先生と決めてるの。」
『無理だったら言われるもの』
ロンとハリーは顔を見合わせた。
ハーマイオニーとAがいい加減なことを
いうとは考えられない。にしても無理なことばかり
さっきから言ってるのは一体どういうことなのか…
「兄さんもなんか言ってよ」
「俺ぇ？俺らは姫がしたいようにすればいいと思ってるしなぁ。
それに、現にAは三年生からずっとこの時間割
で授業を遅れることなく受けてるし、心配してないよ」
「そうだな。俺らも全部は同じ授業をとっていない。
姫がマクゴナガルとちゃんと話してるんだったら、
グレンジャー嬢も大丈夫なんじゃねえの？」
ロンとハリーはますます頭を抱えた。
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どりー(プロフ) - レイラさん» ニヤニヤ……！嬉しいです！！こちらの作品の続編もございますので、ぜひそちらも見ていただけるととても嬉しいです！！！コメントありがとうございました！！ (2020年3月30日 17時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！いつも読みながらニヤニヤしています！← (2019年11月8日 15時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
どりー(プロフ) - レイラさん» すっっっごい嬉しいです！！！！ほんとに！！（泣）ありがとうございます！更新頑張ります（ ; ; ） (2019年11月6日 18時) (レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ 好きですぅぅぅぅ!!めっっっっちゃ応援しています！！ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 4825197729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2019年4月8日 16時
