看病 ページ16
·
「 … 起きねえな 」
「 … だな 」
双子のウィーズリーは、
Aのベットの傍らに椅子を持ってきた。
そのまま座り、光が当たって眩しいくらいの
真っ白なシーツが動かないかと見ていた
端的にまとめると、Aの目覚め待ちだ。
しかし、彼らの願いも虚しく、
シーツが動く気配は全く無かった。
「 A… 」
石になった時のままの状態のA。
瞳が驚きに満ちている。
一体、彼女は何を見たのだろうか。
シーツに伸びる綺麗な焦げ茶色の髪の毛が、
ジョージの手によってサラサラなびく。
Aの名前をひとつ、呟くフレッド。
このまま白に溶けてなくなるんじゃなかろうか、
Aのことが心配でたまらない様子だ。
「 お二方、そんなすぐには目覚めないわよ 」
マダム・ポンフリーが呆れたように声をかける
毎日通っている双子に、彼女も心を痛めている様だ
そんなこと分かっている、分かってるけど…
「 ただ、信じたいだけなんだよ … 」
ジョージがか細く呟く
目が覚めるんじゃないか、もしかしたら。
そんな
「 何か言った？ 」
「 いえ、何も 」
「 そう。さあ、昼食の時間よ。
出て行った出て行った 」
「「 は〜い 」」
·
___ なあ、A
.
__ 俺らは待つしかないんだよ？
.
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どりー(プロフ) - まどえもんさん» ありがとうございますうううう！！！更新頑張ります！！もう、まどえもんさんのために頑張ります！！！ (2019年1月15日 18時) (
レス) id: 029f4e4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
まどえもん(プロフ) - 続編おめでとうございます(？)///とかあまりない作品ですごい好きです！更新応援してます、！！ (2019年1月15日 5時) (レス) id: 28546de821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりー | 作成日時：2019年1月14日 20時
