つ ん で れ 5 年 生【RKRN】

落とし穴と伊作先輩 ページ4

とりあえず掃除を終わらせて、事務室に戻ろうとした。




そう、戻ろうと“した”んだよ。









「…………」



現在土まみれ。


けつ痛い。






分かりますよね、落とし穴です。





「……なんでここに落とし穴あるんじゃこらぁ！！！！！」









私のプリチーなけつに傷を負わせる気か？


……ごめん自分で言ってて恥ずかしい。









誰も助けにきてくれない……いつもなら喜八郎とか来るのに……









突然暗くなった。


誰かの影。






「……喜八郎やっと……」


喜八郎やっと来たか





って言いたかった。









善「う、うわぁぁぁっ！！！」






ﾄﾞｽｯ





「うぇっ」









見事に落ちてきた私の心のオアシス、伊作先輩。




まって、この穴もう落とし穴みたいに隠されてなかったよね？






え？


見えなかったのか…？




あ、不運ね。解決解決。






善「A！？……えっと、本当にごめんね…」






伊作先輩可愛すぎかよ大好き





「いえいえ、落ちてきたのが伊作先輩で良かったですよ。」




竹谷とかだったら竹谷with毒虫だろうし。






善「え！？う、うん！ありがとう？」



何故か赤面してる。可愛い大好き(2回目)








というかここ狭いなあ……


大分伊作先輩と密着してるし。







「……人、全然来ませんね。」



善「そういえば、もう授業始まって……」




「え。」




善「…………僕のせいだ……僕が不運だから………ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」





なんか1人で負のオーラをまとい始めた伊作先輩。


そんなところも大好きだ！！！！




「んーじゃあ、一緒にサボりましょ！」



善「……まあ、それしかないよね」



困った様に笑う伊作先輩。はああああ罪

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