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話もひと段落ついて、
俺はあなたを家まで送っていくことにした。





あなた「本当にありがとう…久しぶりに再会できて嬉しかった!そして、送っていただき、更にありがとうございます!!」



「ほんとに。俺も、会えて嬉しかったよ。」



あなた「また会えるかな…でも、太輔くん忙しいか。芸能人だからな〜」



「いや、大丈夫。あなたに会う時間作るよ。高校の思い出話とか、もっとしたいし!」



あなた「ほんとに?!嬉しい!」






「これ…」


そう言って、俺は あなたに 紙切れを差し出した 。




「今どき、こんな連絡先の渡し方ないと思うけど…(笑)俺の番号。」


あなたは目をまん丸にした。



あなた「……超人気アイドルのアドレスなんて貰っちゃっていいんですか?!笑」



「いいですよ(笑)」





あなた「嬉しい〜!でも他の人には秘密だね!」




そう言いながら、その紙切れを見つめ、ニコニコしていた。





「そうっすね!笑 お願いします!」








あなた「太輔くんと私だけの秘密だね!」







あなたは 無意識に放った言葉だったんだろうけど、

俺はその言葉に 特別感を感じた。






そう言って、あなたは自分の家へと入っていった。












神様、もう一度 彼女に出会わせてくれて ありがとう。



まだチャンスがあるって事で いいのかな?



もう1回 頑張ってみようかな。











しかし、そんなに出来事が上手くいくはずがなかった。


その時の俺の考えが 甘すぎた。

どんなことが起こるとも知らずに。


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作者名:まな | 作成日時:2018年5月23日 23時

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