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「太輔くんとの赤ちゃんが欲しい。」


たしかに、 あなたはそう言った。



「いや、何言って『私には時間が無いの!!』


あなたの大きい声に驚きが隠せなかった。



あなた「私の描いていた未来は、病なんかに侵される未来じゃないよ…。


大好きな人と両思いになって 、 付き合って 、


結婚して 、 子ども産んで 、 仲良しな おじいちゃんおばあちゃんになるの。


でもね… 私には 時間が無いの。


今 この時を生きることに 必死なの 。

精一杯 いっぱい生きて 、 大好きな人達に囲まれて 、

幸せで いっぱいになりたいの !


だから … だから お願いします。」

















「あなたッ……」



俺は彼女を力いっぱい抱きしめた。





あなた「でもさ… 最後まで お母さんでいれるかわからない。

だから … 怖いの 。

でも 、 太輔くんとの 子どもが 欲しいよッ…」






「わかった … 。 俺があなたを 幸せにするって決めたんだ 。


だから … 俺たちの 子ども つくろう 。」



俺は 覚悟を決めた 。



(( 俺が あなたを お母さんにしてあげるよ ))

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作者名:まな | 作成日時:2018年5月23日 23時

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