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仕事を終えて、 いつものようにあなたの元へと向かった。
「あなた〜」
鍵を預かり出したから、もうインターホンを鳴らすことなく家に入ることが出来る。
「早速使ってくれてるんだ、鍵。なんか恥ずかしいね」
そう言って少し照れるあなたは本当に素直で可愛い。
「あのさ……大事な話があるんだ。よく聞いてほしい。」
あなた「えっ?あっ、はい………」
あなたは真剣な眼差しを俺に送ってくれた。
それを合図に話し出した。
「俺たち、一緒に暮らそう。」
あなた「…えっ?太輔くん
何言ってr
「もう決めたんだ!」
「俺はあなたとの時間を大切にしたい。
時間が許す限りは、一緒にいたいんだ。
だから……俺と一緒に暮らそう?」
彼女は瞳いっぱいに涙を溜めていた。
あなた「一緒に…暮らすの?…ッ、私ッ邪魔じゃないかな?
太輔くんのッ、自由を奪っちゃいそうでッ…怖いよッ。」
「俺はね、あなたといることで成り立ってるんだよ。
邪魔なわけないよ。
2人で新しい未来を築いていこう。」
あなた「…ッ、よろしくお願いしますッ」
こうして、俺とあなたは一緒に住むことが決まった。
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作者名:まな | 作成日時:2018年5月23日 23時