LU4E - Last Song - t.f (ページ3)

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あなた「ここが … 太輔くんのお家か。広いね！」

落ち着きなさそうに、部屋の中を見渡している。

「まぁ、一応お仕事頑張ってますから (笑)｣

あなた「そっか…そうだよね。
夢叶えたんだもんね。本当にすごいよ …」

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俺とあなたが出会ったのは、高校のとき。

同じクラスになって、校外学習の班が同じになった。

今と変わらぬ童顔で愛されキャラ、みんなに人気者だった。

そんな中、俺はジュニア活動が忙しくて、ちゃんと学校に行けることも多くはなかった。

つまり、クラスにも班にも馴染めない状態だった。

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そんな時、気にかけてくれてクラスや班に溶け込ませてくれたのはあなただった。

また、家の方面も同じで、たまに一緒に帰ったりもした。

だけど目に付くことは極力避けなければならない。ということで、
駅から家まで一緒に帰ったりしただけ。

一緒に過ごす時間が増えるにつれ、
俺の気持ちは大きくなっていくばかりだった。

ただ、この気持ちをあなたに、打ち明けることは
決して許されることではなかった。

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だけど、今日会ってもう一度気づかされた。

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何年経っても変わらない彼女が

俺は今でも好きなんだ。

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