27話 ページ30
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よしここはあの作戦を使うぞぉ！
【その1 脅し作戦】
｢サソリさーんドア蹴破りますよーあははははー｣
｢……｣
｢サソリさん？ほんとに壊しますよ？良いんですか？｣
｢……壊しても良いが角都に怒られるのはお前だぞ｣
あ、そうだった…
【その2 強請りまくる】
｢サソリさーんお願いしますって…今度何でも手伝いますから…｣
｢……ﾁｯ｣
お！舌打ちが聞こえた！出てくるかな！(
ｶﾞﾁｬｯ
｢何の用だ｣
うわあめちゃくちゃ不機嫌なサソリの旦那だ
そんなとこもかっこいいけどね、むしろサービスだよありがとうサソリの旦那！(
｢実は昼寝したから寝れなくて…サソリさんなら起きてるかなって｣
｢…入れ｣
｢ありがとうございます｣
え、サソリの旦那の部屋に入れるだと、
匂い袋に入れて｢頂きましたよォ！｣ってやりたいくらいだけど引かれるよねぇやめとくわ(
サソリの旦那の部屋は今日物が置かれたばかりのはずなのにとりあえず良い匂いがした
リアルにサソリの旦那の香水の匂いがする…マジ神(
私金なさ過ぎてカカシ先生のしか買えてないけど(嘘つき)
｢サソリさんの部屋良い匂いですね｣
｢普通だろ｣
｢私の部屋の荷詰めしたてはこんな良い匂いしませんでしたよ｣
｢そうか…そこにでも座ってろ｣
そう言いサソリの旦那が指さした方はベッドだった。
え、サソリさんのベッドに座るだと、？
サソリさんの寝床にこのデブな私が座ったらベッドの反発力悪くなっちゃうよ…
｢え、いやいやベッドだなんて失礼ですよ、私は床でいいですから！｣
｢良いから座れ。俺はどうせベッドはそんなに使わねぇ｣
えでも今日腕見た限り生身だったから睡眠必要なはずだよね？
｢なんでですか？｣
｢作業してる間に眠くなってそのまま机で寝ることが多いんだよ｣
｢…努力家ですね｣
｢…ﾌﾝ｣
サソリの旦那は作業台へと視線を戻してしまった。
ツンデレじゃん可愛すぎるでしょ(
しょうがないから座らせていただこう…
私はﾎﾟｽｯとサソリの旦那のベッドに腰掛けた。
私の部屋のベッドと同じ感触だ！匂いは全く違うけど！
｢…サソリさん｣
｢なんだ｣
｢作業の邪魔になるようだったら良いんですけど私が眠くなるまで色々と聞いていいですか？｣
よしこのまま色々質問大会にしよっかな(
｢あぁ｣
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作者名：うちはミジンコ | 作成日時：2021年9月18日 22時
