25話 ページ28
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小南さんは紙を巧みに扱い、三代目風影を使えないように髪で包み込んだ。
｢ﾁｯ｣
うわあああサソリの旦那の生舌打ちだよ！！！！
是非私に向けて舌打ちしてくれええええ！！！！
｢もう一度言う、私たちに力を貸しなさい｣
と小南さんは紙を三代目風影から自分に戻しながら言った。
｢滅！｣
サソリの旦那はﾎﾞﾌﾝと煙を出して、三代目風影を戻した。
｢負けた俺に選択肢はない、どこにでも連れて行け｣
え、どこまでも振り回していいんですか？((
｢思いの外物分りがいいわね｣
当たり前だろ誰だと思ってるんだよ、サソリさんだz(
｢ﾌｯ他の暁の奴らを見てみたくなっただけだ…お前の術のように今までにない芸術性を感じられるかも知れないからな｣
｢そこを期待されても困るけど。アナタが入ると決めたなら、それでいいわ｣
よし！もうそろそろ私出てもいいかな？
｢A、もう出てきていいわよ｣
小南さん直々のお呼び出しだ！忘れられてなくてよかった！！
｢はい！！｣
私は小南さんの元へと駆け寄った。
そして3人でアジトに帰りながら話すことになった。
｢貴方がサソリさんですか！私はAと申します！よろしくお願いします！｣
｢…見たところだいぶ若く見えるが大丈夫なのか此奴｣
え、早速実力不審に思われてる(
まあ確かにイタチさんの一歳下だから旦那からしたらだいぶ若いだろうけど一応中忍までは行きましたからねぇ
｢Aは木の葉の瀬戸一族の族長の娘、実力は申し分無いはずよ｣
｢瀬戸一族か、それなら安心だな｣
｢え、瀬戸一族って他里の人も知ってるくらい有名なんですか？｣
｢あぁ、なんなら数年前にお前の一族の父を誘拐する任務が出されたことがあった｣
｢いつの間に…でも父は追い返したみたいですね、現に父は私が里抜けするまではきちんと木の葉で生きていましたから｣
｢…てことは死んだのか？｣
｢ええ、数日前に木の葉の暗部に暗殺任務が出されたみたいなんでそれで殺されちゃって｣
｢そうか｣
私サソリの旦那と簡単に話せちゃってるよ…
なんという美声な〇井孝宏ボイスなんだ…
｢もうそろそろよ｣
私たちはアジトに着いた。
小南さんが印を結び、岩を動かしてくれた。
私もこの印覚えないとなぁ〜
そのまま招集ホールへと行った。
そして小南さんは装束と指輪をサソリの旦那に渡した。
多分今頃リーダーは角都のおじいちゃんと格闘中だろうなぁ
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作者名：うちはミジンコ | 作成日時：2021年9月18日 22時
