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深「…で？何があったのよ"Aさん"」
「………」
深「ごめんて！A。んなおっかない顔すんなよ」
「してない」
深「してる、ちなみに帰り際お前ニヤけてた」
「ニヤけてない！もう知らないふっかなんて」
はるあが寝に入って漸く落ち着いたリビング。
ノンアル片手に胡座かいておちょくりモード突入のふっかに呆れつつ、なんだかんだこの雰囲気が好きな自分もいる。
でも帰り際、ひーくん先生に背を向けた後、思わず顔がダラシなくなってしまった瞬間をまさか見られていたなんて…思うわけないじゃないか。
深「ごめんごめん。…で？まずネズミーの帰りは何があったの？」
「ひーくんにさ、」
深「ひぃぃいーくん？！」
「…なに。」
深「いや…あー、続けて下さい。」
「…ひーくんに彼女居るのって聞いた。」
深「おぉ。それで？」
「ひーくんが俺に彼女いて欲しいか欲しくないかって聞かれた。」
深「回りくどいなあいつ」
「ひーくんの悪口言わないで！」
深「あ、はい。続きどうぞ…」
「私は居ると思うって、カナコ先生みたいな人がお似合いだって…」
深「言っちゃったんだ？」
「…うん。」
あれから考えないようにしてたけど、今思い出しただけでも吐きそうなくらい後悔した。
なんであんな余計な事言っちゃうかな、って。
他に言い方あったじゃん、って。
でも…、
「自分にね、自信がないの。そもそも彼女が居ても居なくても、きっと関係性は変わらないから。」
深「………」
「私なんかとはつり合わない、」
あんな事言うつもりはなかったけど、結果的にそれで良かったのかもしれない。
彼女がいるって本人の口から聞くより、いる程で話した方がダメージが少ないかなって、少しでも自分が傷つかない方を選んだの。
「まぁ…彼女がいない事は今日分かったんだけど」
深「あぁ、それでね」
「…嬉しかったけど、ひーくんの彼女になるのは私じゃない。」
深「それは照が決める事だろ。お前が決めつけてどうすんだよ。」
「…ん。だけど私じゃひーくんを幸せには出来ない、から。」
彼女が居ないと知った時。
本当に自分でも表情管理が出来ないくらい嬉しかったのは事実。
だけど私の今までとこれからの苦労を、ひーくんに背負わせる覚悟はなかった。
そんな事、彼には経験して欲しくない。
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(名前)千登勢(プロフ) - 感動しました❤️あーゆう先生もいいなぁ~~~~~と思いました❗ (2022年1月11日 13時) (
レス) @page50 id: 76b4106ed8 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)千登勢(プロフ) - 感動しました❤️あーゆう先生もいいなぁ~~~~~と思いました❗ (2022年1月11日 13時) (レス) @page50 id: 76b4106ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あやかぽん。さん» 終わってしまいましたァァ（ ; ; ）まずはここまでお読み頂きありがとうございました！ひーくん先生がパパ…想像しただけで鼻血です☆新作も準備が出来ましたのでよろしければまた覗きに来て下さいね^^ 新作主人公ちゃんはまたガラリとキャラが変わるのでご注意を！ (2021年5月3日 1時) (レス) id: 788629b6bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - しょくぱんさん» ありがとうございます！！こうして完結出来たのも、こうした温かいコメントを頂けるから完結する事が出来ました！最後までお読み頂き、本当にありがとうございました！^^ (2021年5月3日 1時) (レス) id: 788629b6bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - YUKAさん» わぁ！ありがとうございます！！私もちょっぴり寂しいです…笑 番外編という形でまた公開させて頂こうかなと思ってるので、その時はまた除いてやって下さいね^^新作も出来ましたので、またちょこちょこ来て頂けると嬉しいです☆ (2021年5月3日 1時) (レス) id: 788629b6bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2020年11月17日 22時
