【名探偵コナン】冷たい時雨は暖かくなるか。 (ページ38)

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３６話ページ38

コナン(新一)side

「ジェイムズさん。協力してもらって、ごめん」「構わんよ」

いつものように、車に乗って、話をする。

「……参宮家の息女が、組織のキャロルだったとは」

「ジェイムズさん、Aのこと知ってるの?」

それに彼は頷く。
一緒に乗っていた、ジョディが説明をする。

「参宮家は有名な名家なの。
ＦＢＩは度々、彼らに協力してもらってたわ」

「だが、参宮家は当主の参宮亮造。
その妻の参宮八重。亮造の母、参宮恵。

その三人共々が死に、セレブの世界から、
消えた名家になったんだ」

参宮八重も?

「ちょっと待って、それじゃあおかしいよ!
この前、Aは母親に連れ去られたばっかで……」

じゃあどう言う事なんだ?

あれは、母親だ。けど、あいつ以外は全員死んでいる。

なにがどうなってやがる

「今は、彼女を救うのに専念しよう」
「……そうだね」

「彼女はキャロルだ。
考えられるのは、組織に連れ去られた事だろう」

今はあいつは、元の姿だ。
なにがどうなったかは、また改めて考えよう。

いったい、組織の誰が……

「まさか……バーボン!?」