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20話 ページ22
「はー……肌寒い」
一応浴衣は来て、ベランダ……って言うのだろうか。そこへ出ていた。
ここも、外でしょ。
夜空に浮かぶ欠けた三日月を見上げる。
欠けてる……私の、記憶のよう。
そう言えば、もうあの電話番号には電話してない。
声を聞いておかしくなってしまったから。
「あ。メールなら……」
声も聞かないし、大丈夫なのでは。
思い付いたあたしは、早速メールを送った。
___先日電話を掛けた、参宮Aと申します。返信をください。
「……この怪しいメールに返信してくるかしら」
そこで、ピロンと言う音がした。
携帯を見ると、
___はじめまして。私は宮川八重です。なぜ、電話を?
思ったこと。
「馬鹿?」
「誰がです?」
と言う声に、右隣を見た。
「トオル……」
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暁の雨 - Aliceさん» ありがとうございます! (2017年6月26日 18時) (レス) id: e8dddc3b1a (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 続編おめでとうございます (2017年6月24日 9時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
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