No.３ ページ3
ーーーF sideーーー
包み込んでるAの手は
とても........暖かくて
あいつ(先生)の言う
最後の時なんて
やっぱり嘘だと思った
太｢なぁ....二週間後のライブ........
来るんだろ？
早く治さなきゃ
.........来れないぞ？｣
｢........ぅ....ん........｣
Aは
寂しそうに少しだけ笑った
太｢俺のソロ....
お前に聞いてもらわないと
何の意味もないんだけど....？｣
｢た...、....いす.......け..？｣
太｢........ん？どうした？｣
｢............って....て....ね....ｯ？｣
苦しそうに何かを伝えようとするA
太｢............ん？何？｣
｢........歌、.....って....てね？｣
太｢歌っててね？｣
俺が聞き返すと
うんって頷くA
その瞬間
Aの目から涙がポロポロっと流れ出す
太｢何言ってんだよ....
当たり前だろ？
........お前が聞いててくれるなら
いつまでだって歌ってやるよ....｣
｢....、あ....りが....、と｣
ってニコニコ微笑むAの目からは
止まることなく涙が流れてる
太｢........泣き虫｣
って親指で涙をすくってやると
またニコっと笑って
｢....あ....い....し........て....る
あ....り....が....と.......た....い....すけ.....｣
辞めろ
辞めろよ
そんな言葉
こんな所で聞きたくねーよ
最後みたいな言い方すんなよ
Aの涙をすくってやっていた
自分の手が突然ブルブル震え出す
急いで引っ込めて
逆の手で震えを抑えようとするけど
収まることなく
ガタガタと身体まで震えだして
もう収集がつかなくなった
太｢い....やだ....、
辞めてくれ....ｯ....
イヤだｯ！！｣
そう叫んで
俺は病室を飛び出した
信じない
こんなの絶対に信じたくない
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あおこ(プロフ) - 数時間後には仕事なのに、、12時すぎてから見たらダメでしたね、、深夜に見ちゃダメでした、涙が止まりません、、すごい作品に出会ってしまいました、、続編があるなら読みたいです。 (2020年4月3日 3時) (
レス) id: 8d319b548e (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - シリーズ全て読みました。全て読み終えてから、涙が止まりませんでした。最後まで読んでとても暖かい気持ちになりました。続編も期待しています。応援しています。 (2018年4月10日 23時) (レス) id: 50d881483b (このIDを非表示/違反報告)
mi-chan(プロフ) - はじめまして。たまたま続編のほうから読ませていただき、本作品も一気に読ませていただきました。大号泣しました。最初は大輔くん酷いと思っていましたが、それぞれにそれぞれを守ろうとしていたんですね…できればもう少し３人で幸せに暮らしてほしかったな… (2018年1月15日 23時) (レス) id: ac736514eb (このIDを非表示/違反報告)
しんはな(プロフ) - こんにちは。このシリーズ全て読ませていただきました。そして今回は2回目だったのですが、もう涙が止まりませんでした。思うことがありすぎて言葉にできません。本当に感動する素晴らしい作品でした。続編も楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2017年4月3日 15時) (レス) id: ceb1558063 (このIDを非表示/違反報告)
栞奈 - 全部小説読みました！最初は凄いな…と思っていたけど途中から涙が止まりませんでした！続編楽しみにしていますっ！ (2017年3月29日 5時) (レス) id: c757764a85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：curomu
| 作成日時：2016年8月15日 0時
