検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:12,792 hit

51話 ページ3

inシナモン


「皆さん何食べるっすかー?僕作るっすよー!」


私達は打ち合わせ終わりにシナモンに来ている


(今お昼だからな〜、お腹空いてるし…)


「じゃあ俺っちオムライスー」


『え…!?以外と普通…』


「何?Aちゃん?」


『なんでもー…』


(危ねー…怖っ)


燐音君からの圧に体が震える


「わしはコーヒーでももらおかな」


「ではHIMERUもコーヒーをもらいましょうか」


それぞれが注文していく


「オムライスにコーヒー2杯っすねー…宮里さんは何にするっすか?」


椎名さんに聞かれる


「じゃあハンバーグとサラダ、あとコーラほしいです」


今食べたい気分のものを頼む


すると椎名さんはぱちくりと瞬きをする


「結構食べるんすねー」


『へ!?そ、そうですかね…』


食べすぎているのか、自分では感じない


「女子だと食べるほうっすよー」


「そうですね、この前はパン1個と言っていましたけど」


『あれは朝に時間がなくて購買で買っただけなんで』


本当は弁当を作りたくても私が寝坊するあまり、時間がまったくと言っていいほどない


「結構食べるにしては細いほうだよな」


『え』


そう言って燐音君は私をじーと見つめてくる


それがなんだか恥ずかしい


『そ、そんなに見ないでください』


「通報するっすよ」


「きも」


「なんでだよ」


その光景を見てか、HIMERUさんはクスッと笑った


「ていうかニキはさっさと作ってこいよ」


「作ってもらうのにその態度なんすか!」


椎名さんは渋々と厨房に向かった


「Aちゃんってお腹空いてた?」


唐突にそんなことを聞いてくる燐音君


『え?いやぁ、気分っていうか何ていうか…』


「気分屋っていうやつやろか」


『そうなのかな…自分じゃわかんないな…』


そんな他愛もない話をする


「できたっすよー!」


椎名さんの元気な声が聞こえて、椎名さんの手には美味しそうなハンバーグ


『…!美味しそう…!!』


私はきっとキラキラとした目で見ていることだろう


「なはは〜はい!ハンバーグっすよ!」


『ありがとうございます!』


私の目の前にあるハンバーグは熱そうにジュー!と音を鳴らす


『いただきます!』


そしてナイフで切ると肉汁が溢れ出てくる


パクっと一口食べる


『ん〜!!』


(美味しい!!)


『美味しいです!!このハンバーグ!!』


興奮気味に答えると


「喜んでもらえて嬉しいっす!」


椎名さんはニコッと笑った

52話→←50話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
166人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , Crazy:B
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

唏浪(プロフ) - 氷雨さん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただいて嬉しいです!🥹オチアンケートのほうもありがとうございます! (2022年12月30日 23時) (レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - 続編おめでとうございます!!楽しみにしてます💙オチアンケも投票しました! (2022年12月30日 22時) (レス) @page1 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:唏浪 | 作成日時:2022年12月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。