9話 ページ10
ガチャ！
慌ただしく入ってきたのは
灰色の髪の色で髪が長めの人が入ってきた
「遅れて申し訳ないっす!!」
入ってくると、茨さんに向かって深々と頭を下げて謝罪した
「ほら！燐音くんも！！」
「はぁ？5分遅れただけじゃねぇか」
そう声がしたので灰色髪の人の後ろを見ると、赤髪の頭にバンダナをつけた人がいた
「ちょっ！！ちゃんと謝るっす！」
「めんどくせぇな」
「燐音くん！！」
(確かこの人リーダーだったよね？反省の色がないな…)
「すみません！」
「はぁ、もういいですよ、いつものことですからね」
(いつものことって…どんだけ遅刻してんだ…)
「ふたりとも、こちらの方が、これからあなた達をプロデュースする方です」
急に茨さんに話しを振られた
(え!!?茨さん！急に振らないで！！)
『あ…ええと、新しくプロデュースさせてもらいます…!宮里Aです…！よ、よろしくお願いします…！』
(良かった！ちゃんと言えた！)
人見知りな自分が初対面の人と会話(自己紹介しただけ)できたぞ！！と、なんとも子供のような喜びを1人で噛み締めていた
「僕は、椎名ニキっす！」
「俺っちは、天城燐音だ！よろしくたのむぜ〜」
(なんか、偏見で申し訳ないけど、チャラいな…)←
「一通り自己紹介はできましたか、実は自分、今から急ぎの用事があるので、失礼します」
(え？)
『え、ちょ、ちょっと待ってください！』
「どうしました？」
『どうしました？じゃないですよ！初対面の人達と話なんて、人見知りの私じゃ、到底できないですよ！！』(小声)
私は全力で茨さんを引き止める
「プロデューサーが人見知りなんて、これから知らない人と話す機会なんてたくさんあるのに、これからどうするんですか」(小声)
『うっ…それはそうですけど…!!!』(小声)
「人見知り克服にも兼ねて、今慣れておきましょうね？」
(そんなにっこり笑顔で言うな！！)
「大丈夫ですよ、彼らなら気まずいという概念なんてなくなりますよ」
ちらりと茨さんが彼らのことを見たので私も見てみると、彼らは私達のことを見ていた
「Aさん、がんばってくださいね？」
「では」
『ちょ、待ってくだsﾊﾞﾀﾝｯ
呆気なく私は茨さんに見捨てられた
(嘘じゃん、)
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唏浪(プロフ) - 氷雨さん» その気持ちわかります…！私も推しにされるとヤバいです… (2023年1月1日 21時) (
レス) id: fde1dd71ac (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - HiMERU様の姫抱き最高なんですが？？？？ (2022年12月30日 21時) (レス) @page49 id: 6b8a2a10b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唏浪 | 作成日時：2022年11月20日 19時
