Crazyな物語

27話 ページ28

『ん〜〜〜……』


布団の中でモゾモゾする


『んぁ、今何時だ』


ハッとして目覚まし時計を見てみる


『え!?もう14時じゃん!?』


時計を見ると14時になっていて、どれだけ寝てたんだ…と落胆する


『朝ごはん〜…と言いたいけど、もう昼すぎだし』


朝ごはんとも言えるお昼ごはんを食べようと布団から出る


『えーと、あ、カップラーメンあんじゃん』


戸棚を開くと丁度目の前に醤油味のカップラーメンがあった


『もうこれでいいや』


そう独り言を言って、ポットに水を入れて、温める


『そいえば今日、出かける予定じゃん』


あっと思い出すけど、まぁいいやと思ってしまう私はめんどくさがりなのか


カチッ


ポットのお湯が湧いた


カップに湯を注ぐ


『3分待つか〜』


3分待っている間に椅子に座り、スマホをいじる


(なんかいい服とかないかな)


机に頬杖を付きながら、スマホを眺める


(お、この服可愛い)


見つけたのはオーバーサイズセーターにスキニーパンツの組み合わせのコーデがあった


『こういう組み合わせ好きかも』


(1回見に行こ)


そう思っていつの間にか3分たっていて、カップラーメンの蓋を開ける


湯気がフワァ〜と立つ


『いただきます』


手を合わせてラーメンを啜る


『ん、美味しい』


(やっぱラーメンは醤油っしょ)


ラーメンの旨味を噛み締めながらまた麺を啜る


(あ、何時に家出よ)


今思い出したが、もう14時18分で食べて、歯磨きして、顔洗って、服着て、メイクしてるとなかなかの時間だ


『いや、もう時間ないな』


う〜んと1人で唸る


『まぁいいや、行こ』


行こうと結論づけ、またラーメンを食べる


(最近ラーメンしか食ってないな)


(晩ごはんも外で食べよっかな)


『ごちそうさま』


麺も食べ終わり、スープもほとんど飲み終わり、流し台に捨てる


『よっしゃ、歯磨きしよ』


私は洗面所に向かい、外出の準備をし始めた

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