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キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る。授業が始まる
いつも通りの、一連の流れ
それなのに、何故、私達はこんなにも怯えているのだろうか。何故、この担任は私達を脅しているのだろうか
固まっている体に鞭を打ち、いつもより深く礼をした
「どうしてこのクラスは、人質になったのか
はい、わかる人」
勿論、沈黙しか返ってこない
「じゃあ、宇佐美」
宇佐美は自分が名が呼ばれたことに驚き、それ以外は安心する。Aも、そのうちの1人であった
(間違えたら、殺されるかもしれない)
「分かるわけないし」
怖いもの知らずなのか、何なのか。躊躇い無く本心を述べた宇佐美に、柊は、いや分かるはずだ。と否定する
「よく考えて」
何故かAの目には、普段の授業中の柊が映った
ここで迷っている、と相談すれば、"良い"考え方にいつも導き出してくれる、そんな"顧問"
「…皆がぶっきーに酷く当たるから」
「なるほど」
くっく、と喉を鳴らし、笑う柊
「まあ確かに。教師に対するリスペクトはゼロだよなぁ」
一瞬だけ、目付きと口調が強くなったような気がした
「でもそんな理由で、ここまでスペクタクルな仕打ちはしないよ
ヒントは…他のクラスにはなかった事だ」
他のクラスには、なかった、こと
頭の中でもう一度その言葉を再生させたAの視線は、自然と"彼女"の席に向いていた
「じゃあ、諏訪」
「警察沙汰になったやつがいる」
「てめぇ喧嘩売ってんの？」
「甲斐が起こした傷害事件か…まぁでも確かに、それも関係無くはない」
今まで教室を回って歩いていた柊の足が、"彼女"の席で止まった
存在を示すように、まだ消えていないと訴えるように、机を持ち上げまた下ろすと、床と強くぶつかった音が鳴った
恐る恐る振り返った茅野は、その席に座った柊を見て、微かに目を見開く
「君達も、分かっているはずだ
でも、答えたくない」
その通りです、先生
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ミア(プロフ) - あんず飴さん» うわああめちゃくちゃ返信遅くなってしまったほんっっっとに申し訳ないです！！！コメントありがとうございます！！！！ (2019年8月31日 20時) (
レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴 - 柊先生落ちがいいです！！ (2019年4月21日 18時) (レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - イツカさん» コメントありがとうございます！何気に柊先生リクエストは初めでです笑更新頑張ります！！ (2019年3月10日 16時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
イツカ(プロフ) - 柊先生がいいです！更新頑張ってください！ (2019年3月10日 16時) (レス) id: b93db8aef6 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - 美桜さん» コメントありがとうございます！真壁くんイケメンですよねまじ惚れます笑 (2019年3月9日 21時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミア | 作成日時：2019年1月7日 0時
