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(───あの女の上履きをトイレの水に浸してやった
あの女を学校から自宅まで付け回した
あの女の水着を切り裂いてやった
あの女の部屋の窓を割ってやった)
一つ一つゆっくりと読んでいく
自分が知っていた出来事もあれば、知らなかったことが大半
景山の面影を求めるように、茅野は綺麗にラッピングされた袋から、触り心地の良いそれを取り出した
水玉模様の布地の縁に、白いレースが付けられたタオルハンカチ
ワンポイントであるてんとう虫を視界に捉えた彼女は、目を見開いた
「ねぇ……それ誰から貰ったの？」
昨日の今日で宇佐美に苦手意識を持っていた茅野は、怯えるように彼女を見た
「澪奈から…」
戸惑いながら、そう口にする
込み上げてくる、どうしようもない気持ちに、唇をきゅっと結ぶ
悔しさなのか、苛立ちなのか、虚しさなのか
微かに頷き応えた宇佐美は、そのまま何も話すことは無く、廊下へと出ていった
教室とは違った、ひんやりとした空気が、頬を撫でる
瓦礫の前に立ち尽くす彼女の脳裏に、あのピンクのタオルハンカチを受け取る彼女の姿が蘇る
・
「はい！プレゼント！！」
「えっ、何！？」
ラッピングを解いていく彼女を、私は笑顔で見つめる
あたしのお気に入りであるそれを、彼女も絶対に気に入ってくれる。そんな自信があった
「ありがとう！」
ほら、思った通り
だって、あたし達は友達なんだから
「写真撮ろっ」
いつものように、澪奈とツーショットを撮る
あたしの隣に映る澪奈は、本当にすごく綺麗で可愛い
…本当は、蒼井Aとのツーショットも取りたいんだけどなぁ
「これアップするね〜。ま〜たフォロワー増える〜っ」
軽くスキップをするように、スマホを弄りながら澪奈に言った
「ねぇ、なんで私といるの？」
「そりゃあ、自慢の友達だし。やっぱ全国レベルって偉大だわぁ〜
あ、私の人気なんて所詮校内レベルだから」
スマホに夢中だったあたしは、何も考えずに答えた
それが、きっと原因だったのだろう
「これやっぱいい」
無理やり渡されたそれを見て、あたしは混乱した
だってそれは、あたしがたった今澪奈にプレゼントしたものだったからだ
もしかして、気に入らなかった…？否、そんなはずない
じゃあ、どうして…？
早足で歩く澪奈の背中に呼びかけても、彼女は振り返らなかった
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ミア(プロフ) - あんず飴さん» うわああめちゃくちゃ返信遅くなってしまったほんっっっとに申し訳ないです！！！コメントありがとうございます！！！！ (2019年8月31日 20時) (
レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴 - 柊先生落ちがいいです！！ (2019年4月21日 18時) (レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - イツカさん» コメントありがとうございます！何気に柊先生リクエストは初めでです笑更新頑張ります！！ (2019年3月10日 16時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
イツカ(プロフ) - 柊先生がいいです！更新頑張ってください！ (2019年3月10日 16時) (レス) id: b93db8aef6 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - 美桜さん» コメントありがとうございます！真壁くんイケメンですよねまじ惚れます笑 (2019年3月9日 21時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミア | 作成日時：2019年1月7日 0時
