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「お前のせいで、景山澪奈は死んだ。そうだな?」
赤く腫れた目で、柊を見る茅野
「はい」
はっきりとそう答えた茅野の顔は、泣き後だというのに、いつもより凛々しかった
柊は下を向き、考えるような、項垂れているような、どちらともとれない素振りを見せる
誰もが、当たっている。そう、思っていた
──その自信が、フラグを建てる
「残念ながら今の答えは不正解だ」
バクバクと音を立てていた心臓が、止まったような気がした
「確かに、景山はクラスメイトから無視されていた。そして親友だと思っていたお前にも避けられて、深く、傷ついた
でもそれが亡くなった理由じゃない」
「…違う」
茅野は首を振った
「私のせいなんです。ほんとに私の」
「お前のせいじゃない」
はっきりと否定され、押し黙る茅野
本当は喜ぶべきはずの否定の言葉が、嫌でたまらない。信じたくない
「なんであんたにそんなことがわかんだよ!?」
「景山本人から、聞いたからだ
…何に、景山澪奈が苦しんでいたのか」
このこと以外にもまだある。そういうニュアンスが込められていた
「なら景山は誰に何をされて自 殺したって言うんだよ!?」
「それはお前達が自分で探せ」
怒鳴る甲斐に、冷静に冷たく返す
「なぜ、クラスメイトが、死ななければならなかったのか」
区切り区切りでいう柊の言葉。現実という冷たい矢を放っているように心を貫いてくる
「卒業までの10日間で、一緒に考えるんだ」
(やっぱり先生だ…)
__いつだって先生は、"良い"考え方に導き出してくれる
唇を噛みながら、Aは自分の髪をくしゃりと握った
先生は、先生だった。だから、尚更、怖い
「さ、て、と。不正解だった場合、ペナルティが課せられるんだったよな」
やっぱり。ぎゅっと目を瞑ったAは、自分の体が震えるのを感じる
「待ってよ!マジで殺す気?」
「当たり前だろ言ったはずだ。不正解だったらこの中の誰かを殺すって」
だーれーにーしーよーうーかーなー
小さい頃、よく歌っていた歌が、今じゃ恐怖の呪いの歌にしか聞こえない
死にたく、ない
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ミア(プロフ) - あんず飴さん» うわああめちゃくちゃ返信遅くなってしまったほんっっっとに申し訳ないです!!!コメントありがとうございます!!!! (2019年8月31日 20時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴 - 柊先生落ちがいいです!! (2019年4月21日 18時) (レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - イツカさん» コメントありがとうございます!何気に柊先生リクエストは初めでです笑更新頑張ります!! (2019年3月10日 16時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
イツカ(プロフ) - 柊先生がいいです!更新頑張ってください! (2019年3月10日 16時) (レス) id: b93db8aef6 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - 美桜さん» コメントありがとうございます!真壁くんイケメンですよねまじ惚れます笑 (2019年3月9日 21時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミア | 作成日時:2019年1月7日 0時