213話 体内時計の時差 ページ10
『も〜なに、数時間後には会う予定だよ今日.....緊急?なんでLINEしないのさ
ねえ?錆兎?』
そう言って、寝癖を直しながら目の前の錆兎を見る。
いや宅配便じゃないじゃんちょっと、マジお前ふざけんな!!てか伊黒さんさ、絶対錆兎ってわかってて嘘ついたろ!?(キレ)
まだ寝起きか......と呟きながらまじまじ見つめられるので、そっと目を反らせば。
錆兎は何の躊躇もなく家に入り、ごく当たり前のように家の鍵を閉めた。
何の躊躇もなく。
ごく当たり前のように?(確認)
『は.....いやえっ、なんで来た?というか何故入った?まず君は時計読めるかな今何時?(混乱)』
「今か?いや、5時過ぎだが」
........ああ、時間はわかっていらっしゃる......(大混乱)
さっきから言動が自然すぎて、もう違和感とか存在しないが......あれかな、今日は違和感お休みの日なのかな!
ナチュラルに靴を脱いで家に上がる錆兎に手を引かれ、自然な流れで朝食の前に座らせられて。
.....いや、ホントに違和感仕事しろ??()
てかよく考えたら、違和感って年中無休で仕事あるね......いや違和感めっちゃブラック企業に就職してる......(あたおか)
「お早うございます伊黒先生、さっきLINEで言った通り来ました」
「嗚呼、助かる。ソイツは朝なかなか起きんからな」
『......??あ、まさか錆兎と伊黒さんLINE繋がってる....?』
....それはまあ
嗚呼、かなり前からな
何当たり前のことを、という視線を二人から投げ掛けられるも、いやホントに困惑だらけで草生え散らかす。
植物生えすぎて、もはや森林できる気するわ。(錯乱)
それに聞き流したけど、LINEで言った通りとか気になるよ.....今私の中の真面目な錆兎の図が音たてて崩れてるわ。
え、真面目って今の時代では絶滅危惧種にでもなってるの??そんなに珍しいっけ、え?()
「実は、楽しみすぎて眠れなくてな....早朝の午前2時に起きてしまったんだ」
カタ、と椅子を引いて私の隣に座りながら、錆兎は話す。
『遠足前の子供か.....しかもそれで家まで来るという行動力な。あと、午前2時は真夜中だよ』
「いきなりは迷惑だろうから、伊黒先生に許可はもらった。ただちょっと、インターホン押す前自分自身にビックリしたよ。そして午前2時は早朝だ」
『でも、インターホンは嫌というほど押したでしょ?』
「まあな」
『.......(ダメだコイツ)』
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作者名:セブンス・エイカン x他1人 | 作成日時:2020年5月13日 20時