【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の陸

令和こそこそ噂話 ページ41

こそこそ噂話その壱。




Aの鎹鴉として支給されたのは白フクロウで、名前はツバメと言う。

鎹鴉のフクロウのツバメ。


名前に関しては本人(鳥)が決めていたが、呼ぶ度に周りに「は？」と言う顔をされるのでAは改名を勧めていた。(しかし無理だった)




「ツバメ......えっ、フクロウ？鴉.......？Aの鎹鴉は、ツバメという名前なのか？」

『そうだよ炭治郎、その通りだからお願い、変人を見る目はやめて。(必死)』



「ちょ、おまww鎹鴉がフクロウで名前ツバメってwww名前つけんの下手すぎだろw」

『うるせーこの名前は私がつけたんじゃねえんだよクソ神が！！！本当殴るぞ！！！！(キレ)』









こそこそ噂話その弐。





獪岳は最初にAの家に行き、インターホンを１秒１回×１００をして反応がないとわかってから、その家の近所を走ってAを探し続けていた。

理由は、もしも過去で殺されたのなら、Aの体がこちらに戻ってくる可能性を感じたから。


世が明けて辺りが明るくなるまで走り続け、６時にようやく家に戻った。が、朝食後はまた家を出てAの姿を探して回った。


勿論、善逸にニュースを欠かさず見るよう頼むのを忘れずに。




「＿＿＿＿＿兄貴、今度はどこ行くの？」


「菅野が行きそうなところ全部って言ったら、何か悪いのかよ」

「いや、全然。.......気を付けてね、帰ってくるの待ってるからさ」

「.....嗚呼。お前、なんかあったら連絡しろよ」

「うん、ありがとう。兄貴もね」

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