211話 梅ちゃん効果 ページ5
「.....ん。ほら、半分あげるわ」
そう言って梅ちゃんは私にパピコの片割れを渡し、慣れた手つきで自撮りを始める。
さてここで!皆さんにお知らせです!
梅ちゃん、気は強いけどめちゃめちゃ優しい美人さんだったよー!!(朗報)
いや〜本当、めちゃくちゃ安心したわ。名前呼びもOKしてもらったし。(安堵)
気に入らない人には超厳しいとは聞いたけど、パピコの片割れをくれるぐらいだからまあ気に入ってもらえたんだろう。
もらったパピコも美味しいし........夏休みの間で体重が増えそうだけど、私の場合平均よりは重くならないから。
もうこれ、一種の特殊能力だよね。(白目)
「で?Aはさぁ、なんでアイツ等に絡まれてたのよ。あれって、鱗滝っていう中等部のファンの奴らでしょ?」
『.......え〜っとね.....』
かくかくしかじか色々あったんだよ〜と言った内容を梅ちゃんにお話し致しまして........(適当)
何故か錆兎に家族イベントのデートに誘われたこと、そのせいで逆恨みされたこと。しかも、その家族イベントを承諾してしまったことも全て話した。
まあ、梅ちゃんはあんまり興味なさそうにしてたけ.....
「ふぅん。じゃ、アンタ見かけによらずやるわね。あの小生意気なブスに一泡吹かしたじゃない!」
『それは褒め......てます?私って今褒められたの??』
「普通に褒めてるわよ。髪も綺麗だし......そうね、私の友達にしてあげても良いわ」
『ッッッッッッしゃ!!!!!!!!!(歓喜)』
「流石に喜び過ぎ(引き)」
思いっきりガッツポーズをしたところ、梅ちゃんから多少引いたような目で見られたが......
まあ、致し方ないよね。美女に友達認定されたんだから、これはもう発狂するしかないよ??あとごめん梅ちゃん、その視線地味に胸に刺さります!!!
「____にしても、よく逆ギレしなかったわよねぇ。それ、完全な八つ当たりでしょ?」
『いや、なんか怒りより恐怖勝っちゃって.....逆ギレで喚き散らして良いなら今からでもできるよ!』
「埋めるわよ」
『ごめんなさい(土下座)』
このあと梅ちゃんに誘われてツーショットをTwitterに上げたところ、1分でめちゃくちゃ伸びた。
.......え、ちょ、梅ちゃん効果すこ。
ただ、「梅ちゃんは俺の嫁」的な名前のアカウント(複数)から私宛にめちゃくちゃバッシング来たのも忘れない。(しかし1日経つと忘れる)
223人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏音☆色音(プロフ) - 『獪岳、惚れていい?』無一郎「Noー」『まさかの本人以外からの拒否』 (2020年6月16日 22時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)
はなキー - 私『ちょっとおちt(枕』私『私幽霊じゃな(枕』私『…いいかげんにし(枕』私『(´・ω・`)』 (2020年6月14日 17時) (レス) id: dd70e9fff7 (このIDを非表示/違反報告)
はなキー - 私『檜岳先輩惚れそうッス』無一郎「さすが心変わりが早いはなキー」 (2020年6月13日 16時) (レス) id: dd70e9fff7 (このIDを非表示/違反報告)
奏音☆色音(プロフ) - 『夢主ちゃんトリップなう』無一郎「ちなみに」『んー無惨が縁さんに間違えて追われてんので、説得した』無惨「説得という名の実力行使だ」無一郎「こっちは戦国にトリップしてるんだけど」 (2020年6月11日 21時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)
はなキー - 私『ありがとう鱗だ…天狗さん』無一郎「お持ち帰り入りまーす」 (2020年6月11日 6時) (レス) id: dd70e9fff7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:セブンス・エイカン x他1人 | 作成日時:2020年5月13日 20時