217話 悲しむでしょ! ページ14
『んー、皆、被り物どれにする?』
遊園地の入り口にある被り物売り場みたいなところを見ながら、隣の真菰ちゃんと錆兎に尋ねる。
鱗滝さんは.......う〜ん、あの人は年中被り物してるようなもんだし......(失礼)
冨岡先生は、もとからマスコットみたいなところある(?)から着けなくても良さげな気がする。多分、よくいるウサギの着ぐるみよりは可愛いと思う!(錯乱)
「ん〜とね、私はAとお揃いの髪止めつけたいなぁ。このお花はどう?可愛いよ」
真菰ちゃんは、そう言ってお花のヘアピンを指差している。
おそ、ろい.......?(思考停止)
えっそれ良いの、て言うか圧倒的に私得だけど大丈夫?待っても〜マジで真菰ちゃん女神じゃん〜お揃いとか可愛い過ぎか〜?!!?!
いやもう、真菰ちゃんにそう言われたら即決以外の選択しないわ!!それにするわ!!!(興奮)
そう思って、首を縦に振ろうとしたのだが
「いや、Aにはこの帽子だろ。真菰は色違いにすれば良い」
「.........この、カチューシャはどうだ」
うわ〜〜、も〜〜〜〜何これ天国じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん。(白目)
いやちょっ錆兎、冨岡先生!?君ら喧嘩の内容可愛いなぁおい、あとごめんそこで私を見られても困るんだわ。
「でも、お花の髪止め可愛いよ?お揃いにしたいなぁ...........」
そう言って目に見えてシュンとする真菰ちゃんに、
「真菰、帽子でもお揃いはできるぞ。熱中症対策にもなるし、帽子の方が良い」
女の子にも容赦はないけど、筋は通ってる錆兎。
「..........」
そして、ただただ無言でこっちを見つめてくる冨岡先生。
えっや、やめて皆!ちょ、私のために争わないで!!(滝汗)あのほら、三人が争ってると悲しむでしょ!...............私が!!()
そんなことを考えながら、おろおろと三人を見守る。
訴えかけられているような、判断を委ねられているような......
そんな目を向けられると、私の中で謎の罪悪感が誕生するのだ。まあ、断じて!断じて、後ろめたいことがあるわけではないんだけど。(強調)
「良いでしょ、錆兎!髪止めにしようよ!」
「だから、二人は帽子も似合うから大丈夫だって!」
「.........わかった。なら俺が全て買う」
「わあ、義勇!本当に良いの?」
「義勇......!男だ!」
『』
待ってこの人今、めっちゃ金に物を言わせやがったぞ???(でも好き)
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作者名:セブンス・エイカン x他1人 | 作成日時:2020年5月13日 20時