【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。

24話　大人げない ページ30

『伊黒さん！？！なんでこんなTHE・男子☆みたいなお弁当なんですか！？』

「知るか！人に作ってもらっている立場と癖にとやかく言うな！！｣


『なっバーカ！伊黒さんのバーカ！私が作るって言ったらアンタ怒りましたよね！？』

「うるさい知らん、お前がキッチンを使って汚されるのが面倒なだけだ！！｣


『ハァ！？もうマジわけワカメなんてすけど！？！』

「お前の言葉の方がわからんに決まっているだろう！！なんだその浮かれた言葉は！｣









朝から暑苦しいなコイツら....って思った人。ハイ、私です(当事者)


学校二日目にして大喧嘩中です。すみません周りの皆さん。廊下のど真中で喧嘩して。まあ.....後悔はしてるけど反省はしてないです(グズ)



　




「おーおー、朝から派手に騒いでんなァ！大人げないぜ二人とも｣

『大人じゃないです子供ですぅーーー！私まだ高校生だもんね！！』

「うるさい部外者は黙っていろ！！大人は老けた子供だろうが！｣

「あーそうかい悪かった悪かった｣








そして昨日家まで送ってもらった上に今朝も車で拾ってもらった宇髄センセーに当たってすいません。(ガチのグズ)


でも仕方なくない？だって伊黒さんが作ったお弁当白飯と肉よ？？全体的に真っ茶色だよ？？？

こんなの持ってカナヲちゃん達とご飯食べたくないから。というかまず食べきれないし。



しかも伊黒さんの自分用のお弁当は明らかに私のより少ない。若い者はよく食べろって？余計なお世話だよちくしょう！！！






『まったく.....もう良いですさよなら！！また放課後に！！』

「まったくはこちらのセリフだ....せいぜい今日は倒れるなよ｣


「(結局は仲良いじゃねえか)｣






フン、と鼻を鳴らして伊黒さんとは反対方向に歩き出す。

あれ待って教室こっちであってるっけ....？(方向音痴)いや、うん。あってるあってる。....多分。



今日の授業はどうしたもんかなぁ...確か歴史はなかったはずだけど。やっと昨日教科書をもらったので、今日はちゃんと授業もできる。良かった良かった。



一時限目....なんだっけ、国語？国語の先生誰だったかな.....。



記憶力皆無な私だが、多分一時限目は国語だった。はず。先生覚えてないってことは鬼殺隊の人じゃなかったと思うんだけど。





まあなんだかだいって始まった学校二日目。


正直不安しかありません。(震え)

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