【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。

19話　騎馬戦...って体育かな？？？ ページ24

『朝はお騒がせしました。大丈夫なんで授業初めてください』

「そうか！なら良し！！｣







うん、声大きいね！！....ってそうじゃない。流されるわこれ。



とりあえず先生を追い払う(？)ことに成功したので、強ばっていた頬を緩ませる。


ったく、煉獄さんモテ過ぎじゃない？なんか私周りから睨まれてるんですけど？(多分)

いや、わかるけどね？！イケメン教師が何処の馬の骨かもわからん奴に優しくしてるとムカつくのわかるけど！！




でも、好きで気にかけられてるわけじゃないんだなこれが。世の中マジどうなってんだろ。








「よし、では始めに教科書の1ページを開いてくれ！！....と、言いたいところだが今日の授業は騎馬戦にしよう！！初日だからな！｣

『いやそこは初日だからちゃんとするんじゃなくて！？』








おっと危ない、またAちゃんのお口が緩んじまったぜ！まあもれてないもれてない！口に出てないからセーフ！(自覚なし)


さぞ当たり前かのように騎馬戦を始めるクラスメイト。

待って、ガチでやるの？？騎馬戦って体育だよ歴史じゃないよ？？






『竈門君....え、これやるの？』

「ああ！これも授業の一つだ！｣






授業の一つだじゃないよ竈門君。でもその爽やか笑顔は私の心を癒してくれましたありがとう！

眼福だわ周りが顔良すぎて！美男美女って良いよねぇ！！



心のなかで現実逃避をしている間にも、着々と準備は進んでいく。そしてこの光景自体がショックだが、一番のショックは玄弥もやってたこと。



マジかよ、玄弥だけはまともだと思ってたのに！！

他の同期は世間知らずでも玄弥だけは普通だと思ってたのに！！私の期待返せこの〜！！(理不尽)







「A、こっち。伊之助が暴れるから、危ない｣

『それ室内でやって大丈夫なの？』

「うん、多分。それより、早く...あ、まって！｣







呆然と見つめる私を、引っ張って教室の横の方に連れていこうとするカナヲちゃん。



しかし今度は、カナヲちゃんはこっち見て目見開いてる。

何、え、もう鬼とかいないよね？？振り向いた瞬間バーンとかないよね？？(知らん)




びくびくしながら振り向いた私の目に映るのは、金髪頭だ。え、善逸じゃん？？誰だ善逸投げたの、人投げんな。

ってよく見たら伊之助いる。お前か投げたの！！(キレ)



咄嗟に受け止めた善逸は、予想以上に重くて。あ、無理これ








『おっもいんだよ！』








ごめん善逸、体ぶん投げた！！！

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